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Ns「おまたせ、ごめんね
ドクターたちも紹介するからおいで」

更に5分程待つとさっきの看護師さんが戻ってきた。
どうやら処置のお手伝いをしてたみたいだった

先程まで処置を施されてICUに運ばれるであろう患者さんとすれ違って「初療室」と書かれた自動ドアをくぐるとそこには想像していたとおりの環境が広がっていた。

たくさんの機器と点滴スタンドがあって処置用ベッドが並んでる。
壁際には棚があって薬品や処置に使われる医療機材が入っている。

その多さにこのセンターの忙しさを感じてより一層緊張感が高まった。

Ns「お時間いただいてすみません。今日からこの救命救急センターで実習する学生さんを紹介します。


「本日から3ヶ月間こちらで実習をさせていただくことになりました。学生の白雪Aと申します。精一杯頑張りますのでご指導のほどよろしくお願いいたします。」

花「同じく学生の笠原 花と申します。よろしくお願いいたします。」

Ns「学生さんは他にも2人いて、笠原さんと2人にはICUとHCUと初療室をローテーションしてもらいます。白雪さんにはフライトナースのシャドーという形で基本的には初療室で実習をしながらICUやHCUにもついて入ってもらいます。
お忙しいところすみませんがご指導よろしくおねがいします。」

看護師さんやドクターもそれぞれ挨拶をして下さった。先生たちの優しいところは全然変わってなくて安心した。


でも、さっきから目を光らせてる人が1人いてビクビクしてる。

Ns「じゃあ私は戻るからあとは冴島さんの指示に従ってね。がんばって!」

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作者名:白澤メリ | 作成日時:2017年8月5日 7時

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