42th mission ページ44
「連絡先……」
声が震える……
聞き取れなかったのか、彼女が聞き返してくる。
「連絡先……退院しても会うことできないか?」
これが精一杯だった。
彼女は驚きながらもおどけたように、
ナンパ?なのかと問う。
けど、そんな軽い気持ちではない。
真剣だということを伝えると、彼女は
照れくさそうに連絡先を教えてくれた。
しばらくは追試で忙しいだろうから、
終わって落ち着いた頃に連絡してくれと頼んだ。
別れ際に頭を撫で、彼女を見送った。
.
.
.
.
.
スタッフステーションに戻ると、
一目散に白石が飛んできた。
一応気を使ってくれてるのか、
周りに聞こえないよう小声で話しかけてきた。
白石「おかえり、どうだった?」
「あぁ、無事会えて聞くことができた。」
白石「ホント?よかったぁ……あのまま
会えなかったらどうしようかと思ったよ。」
「お前がそんなに心配してどうする。」
白石「だってあの藍沢先生が悩み相談してきて、
しかも内容が内容だったし……」
「どういう意味だ。」
白石「いや、ともかく無事に任務遂行
お疲れさまでした♪」
なにやら嬉しそうに去っていった白石を見て、
あいつに相談したのは正解だったなと心から思った。
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そーちゃ(プロフ) - りなさん» りなさん、コメントありがとうございます♪とても嬉しいです!!少しずつでも更新していきたいと思いますので、また読みに来てください(*´∀`) (2017年9月25日 19時) (レス) id: dc1e44a66d (このIDを非表示/違反報告)
りな - とても面白くて続き楽しみに待ってます♪更新大変だとは思いますが頑張ってください! (2017年9月24日 11時) (レス) id: 0e9df9ec09 (このIDを非表示/違反報告)
そーちゃ(プロフ) - 蜜柑さん» ご指摘ありがとうございます。チェックを外すのを忘れていました……ありがとうございました! (2017年9月18日 8時) (レス) id: 1963c14c3b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 原作がある作品はオリジナル作品は取らないと規定違反になります。 (2017年9月18日 6時) (レス) id: c86d4321b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そーちゃ | 作成日時:2017年9月18日 0時