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白石「そういえば藍沢先生、ほっぺどうしたの？」



白石先生の一言によって
全員の視線が藍沢先生の顔に向かう


藍沢先生は私を見てから
楽しむように話し出した




藍沢「昨日の夜、猫にやられてな。」

緋山「藍沢が猫？人に優しくできないやつが猫に優しく出来るわけ？」

白石「猫飼ってたんだね。石川先生知ってた？」

「いや？！知らなかった」



そもそもこの人は猫なんて飼ってないし、
その傷は私が作っちゃったものだし。





緋山「藍沢が猫にデレてるとこ考えるとキモい」

藍沢「キモイとは心外だな。俺に懐いてきて可愛いんだぞ」

藤川「珍しいな。お前ほんとに藍沢か？」

藍沢「昨日もな、引っ掻いた後にニャーニャー鳴いて謝ってきた。可愛すぎて思いっきり抱きしめてやった」

冴島「藍沢先生、いつになく喋ってますね」

緋山「ほんと、キモイ」




ちゃっかり昨日の出来事話しちゃってるし...！


ちょっと恥ずかしいけど、あんなに楽しそうに話してくれているならそれもいいかなって。





可愛い、は照れるけど。





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