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藍沢side
深夜零時
シャワーを浴び、
一眠りしようと仮眠室のドアを開けた
「...＿」
そこには
寝息をたてながらすやすやと寝ているAの姿
藍沢「守る、って言ったのにな...」
8年前に、こいつに向けて言った言葉。
守るって言ったにも関わらず
俺は救命を離れた。
今日も辛い思いをさせてしまった。
＿＿＿7年前、別れてしまった。
一つにまとめられた髪を優しく撫でると
ゆっくりと、目を覚ました
「...藍沢先生？」
藍沢「悪い。起こしてしまった」
「ううん、大丈夫。...それより、冴島さんは？」
藍沢「まだ目を覚ましていない。多分藤川が付いているだろう」
「そっか...また、大事な人を守れなかった」
また、というのは
きっとフェローの時に仲の良かった患者の事だろう
＿俺達が付き合う間接的な原因になった患者だ
藍沢「だからあれは、」
「違う！！私がっ...」
藍沢「Aっ！！！」
久々に、Aが声を荒らげるのを聞いて
自分も思わず声を大きくしてしまう
彼女が自分を責めるのには
ちゃんとした理由があった
Aと仲の良かった患者は、
心臓に疾患を抱えていた。
いつ発症するかわからない、そんな状態で。
担当医である黒田先生は、オペを勧めた
しかし、成功する確率は五分五分
患者も、手術をするか悩んでいた
“死にたくない”と。
そんな時、彼女は患者にこう言った
“したくないならしなくてもいい。
あなたの好きにすればいい。だって、あなたの人生だから”と。
結局、オペをする前に
帰らぬ人となってしまった
───私があんなことを言わなければ
彼女を救えたのに。
その言葉を、毎日繰り返していた
白石や緋山、藤川、冴島
黒田先生達にまでバレないように
毎日毎日、泣いていた
.
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マナ - おはようございます、、、 (2021年5月16日 6時) (
レス) id: a61249d36a (このIDを非表示/違反報告)
yukiusagi - あーやきもきしますー (2017年8月23日 17時) (レス) id: ffe17b2f3c (このIDを非表示/違反報告)
やーあい(プロフ) - はじめまして、やーあいと言います！めっちゃにやけながら読んでいます！これからも応援しています！頑張ってください！ああ、藍沢先生、かっこよすぎ… (2017年8月5日 3時) (レス) id: 03614df54e (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ヤバすぎます！やっと復縁して嬉しい限りです！これからも頑張ってください！ (2017年8月5日 3時) (レス) id: f778c3d18d (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 初めまして。更新楽しみにしてます。藍沢先生達と同期で男主で白石先生オチの小説を書いていただけませんか？出来たらseason1から書いていただけませんか？ (2017年8月3日 14時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ
| 作成日時：2017年7月21日 18時
