いよいよ ページ12
「ん……」
私が目を覚ますと、まだ夜明けにもなっていなかった。
逆にこっちの方がこっちにとっては都合がいいんだけど。
私が起きるのと同時にランも目を覚ました。
大きく欠神をしている。
「…じゃぁ、掃除をするから外に一回出て。」
『分かった。』
ノソノソと外に出ていくランをどこか、悲しい目でみつめながら、最後の掃除を始めた。
ここを綺麗にしていかなきゃ、何かプライドが許さない。
水を撒いて、ゴシゴシとこすり始める。
わらも一か所に集めて、ピカピカにする。
まるで、最初来たようだ。
そして、特別作戦班の皆さんと、幹部の人たちに手紙を置いていく。
…これで、いいよね。
そして、荷物を持って外へ出る。
もちろん竪琴も忘れずに。
そして、出るときには…
「さようなら。そして、今までありがとうございました。」
そういって敬礼をしてランの元へと向かった。
――――――――――――――――
――――――――――
―――――
「…ラン。良いよ。出発しよう。」
『分かった。乗って。』
ランは体をかがめる。
そして、私が乗ったのを確認すると、大きく翼を広げた。
「…飛んで！！」
その合図で一気に高度を増していく。
だんだん、壁を越えていく。
そして―――――
私たちは壁外へと出て、自由な身になった―――
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カレン♪(プロフ) - レイシーさん» コメントありがとうございます。完結作品が増えるように頑張りたいと思います。 (2016年3月30日 22時) (
レス) id: 23e3851d0e (このIDを非表示/違反報告)
レイシー - 完結おめでとうございます。とても楽しかったです！他の作品も頑張ってください (2016年3月30日 21時) (レス) id: d0d43ebe82 (このIDを非表示/違反報告)
カレン♪(プロフ) - 万里なおさん» ありがとうございます!!いつも楽しんでくださったなんて・・・もったいないお言葉!! 今までありがとうございました＾＾ (2014年10月7日 22時) (レス) id: f6c1de2f4d (このIDを非表示/違反報告)
万里なお(プロフ) - はじめまして、万里なおです。完結おめでとうございます。いつもこの小説を、楽しませてもらいました。 (2014年9月23日 22時) (レス) id: 95e357bc62 (このIDを非表示/違反報告)
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