42：秘密 ページ14
《ツナside》
ﾊﾙ「それにしても……Aちゃん来ませんね…どうしたんでしょうか……」
京子「部屋の前に置かれた食事はきちんと食べてるみたいだけど…」
今日のご飯の時間にそんな話を聞いた。
そうなると、リボーンは決まってボスである俺にあーしろこーしろって言ってくる。
今回もそれだった。
俺は毎日ご飯の時間になると呼びに行ってる、御坂妹さんに聞いてみた。
ﾂﾅ「御坂妹さーん！」
2号「何でしょうか、とミサカは立ち止まります。」
俺に呼ばれた彼女が振り返る。
やっぱり似てるなー、と改めて感じた。
違うのは性格と口癖くらいなのでは、と思いながら話を続ける。
ﾂﾅ「Aちゃんの状態って知らないかな？」
2号「残念ながらお姉様の容態は知りません、とミサカは持っている情報をあなたに伝えます。」
妹さんでも知らないか……。
これはどうしようもない。
ﾂﾅ「そっか……。」
2号「すみません、お力になれなくて、とミサカはあなたに頭を下げて丁寧に謝ります。」
御坂妹さんはそう言うと、俺に向かって頭を下げてきた。
ﾂﾅ「い、いいよ!!でも、それよりさ……」
2号「なんでしょうか、とミサカは聞き返します。」
ﾂﾅ「なんで、御坂妹さんとかラストオーダーちゃんは『ミサカは……します』って言うの？」
俺がずっと気になってたこと。
最初に会った時からずっと気になっていた。
Aちゃんはそんな言い方しないのに、この2人だけがそんな言い方をする。
まるで……機械みたいな。
すると、御坂妹さんは口を開いた。
2号「それは、私がお姉様の遺伝子から造られた商品であるからです、とミサカは答えます。」
ﾂﾅ「は…………？」
俺は驚きで言葉が出なかった。
商品……？
遺伝子から造られたって……
それってどういう……
俺が目を見開いていると、妹さんはくるりと踵を返した。
2号「後は独断で話せる内容では無いので、失礼します。ただ、残りが聞きたいならラストオーダーにでも頼んでみてはいかがでしょうか、とミサカは助言をします。」
カツカツ、とどこかへ向かう妹さん。
後ろ姿もそっくりだ。
そして一人取り残された俺は、考えるよりも先に体が動き出した。
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カレン♪(プロフ) - 魅波さん» あつべ…ありがとうございます！イタリア語は機械翻訳なので、合ってるかどうか分からなかったんです…お恥ずかしい… 指摘してくださってありがとうございます！ (2015年2月2日 21時) (
レス) id: c0d34b012e (このIDを非表示/違反報告)
魅波 - とても面白いです♪あと、失礼だと思いますが52話の光猫はガット・ルーチェだと思います。雌ならガッタでテンペスタは嵐です。 (2015年1月4日 21時) (レス) id: a0322d5c7c (このIDを非表示/違反報告)
カレン♪(プロフ) - 夜桜さん» ご指摘ありがとうございます!!頑張りますっ！ (2014年9月27日 0時) (レス) id: f6c1de2f4d (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 百欄じゃなくて白蘭ですよー 更新頑張って下さい (2014年9月26日 9時) (レス) id: fc9ea395ed (このIDを非表示/違反報告)
カレン♪(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！未来編は頑張って何個か制作中です<(_ _)> (2014年9月10日 21時) (レス) id: c0d34b012e (このIDを非表示/違反報告)
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