40：覚悟の炎 ページ12
それを聞いた私たちは頭に?マークを浮かべる。
「リングに炎を灯せるの？」
リ「まぁな。獄寺達はそうやって戦ってきたんだゾ。」
「へぇー。ダイナマイトしか使わなかったあいつがねぇ……。」
2号「で、どのようにして灯すのでしょうか、とミサカは丁寧に聞きます。」
リ「覚悟だ。」
リボーンは低い声でそう答えた。
覚悟？
ちょっと意味が分からないな。
リ「すぐ諦めんな。」
「勝手に心の中読まないでくださーい。」
リ「お前には覚悟がねェのか？」
「だから、意味分かんないんですけど。」
そう反論すると、リボーンはため息をついた。
リ「そうか。お前にとってこいつらはその程度の存在だったってことか。」
「!!!」
そんなわけないじゃない。
この子たちにもう悲しい思いはさせない。
そのためだったら私はいくら犠牲になっても構わない。
そう決めたんだ。
強く思ったとき……
ﾎﾞｯ!!!!!
リ「おっ。出たな。」
「…はい？」
リングから出た炎を見ると、リボーンはさも当たり前のように言った。
リ「お前の覚悟を引き出すために、少し挑発したんだ」
ニヤッとしながらそういう。
くそっ。はめられた……。
もうあいつのこと呼び捨てで呼ぼう。
そう決めた。
リ「それにしても、初めて見たぞ。」
「何が？」
リ「光の炎というやつだ。」
「あぁ。これのこと？」
私はリングか出てる炎をジッと見つめる。
私のリングから灯される炎はボックスの色とは少し違った。
白色で、キラキラとラメみたいなのがついている感じだ。
本当に光みたい。
ﾗｽﾄｵｰﾀﾞｰ「いいなーいいなー！ミサカも出してみたいって、ミサカも頑張ってみる!!」
2号「こうすればいいのですね。」
ﾎﾞｯ!!!
ﾎﾞｯ!!!
その様子を見たリボーンは顔の色を変えた。
リ「!?お前らも光の炎なのか!?」
「え？なんで？おかしいことなの？」
私がそう質問すると、リボーンは急に修行を中止するといいだした。
「は？なんで?」
リ「2号とラストオーダーは帰れ。Aは残るんだ。」
そして、トレーニングルームには私とリボーンだけが残された。
リ「そろそろ本当のことを話してもらう。あいつらは何者だ？」
リボーンは私に銃を向けながら、低い声でそう質問した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カレン♪(プロフ) - 魅波さん» あつべ…ありがとうございます！イタリア語は機械翻訳なので、合ってるかどうか分からなかったんです…お恥ずかしい… 指摘してくださってありがとうございます！ (2015年2月2日 21時) (
レス) id: c0d34b012e (このIDを非表示/違反報告)
魅波 - とても面白いです♪あと、失礼だと思いますが52話の光猫はガット・ルーチェだと思います。雌ならガッタでテンペスタは嵐です。 (2015年1月4日 21時) (レス) id: a0322d5c7c (このIDを非表示/違反報告)
カレン♪(プロフ) - 夜桜さん» ご指摘ありがとうございます!!頑張りますっ！ (2014年9月27日 0時) (レス) id: f6c1de2f4d (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 百欄じゃなくて白蘭ですよー 更新頑張って下さい (2014年9月26日 9時) (レス) id: fc9ea395ed (このIDを非表示/違反報告)
カレン♪(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！未来編は頑張って何個か制作中です<(_ _)> (2014年9月10日 21時) (レス) id: c0d34b012e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
