一般人の君と俺

朝 ページ46

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「んーーー…」











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朝の6時。

昨日あのまま寝ちゃったんだ…

北山さんは隣にいない。











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「おはよ」


「お、おはようございます…」












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もう服も何もかも完璧な北山さん。

私は化粧も落とさず寝てたから顔も最悪…

顔を隠しながらリビングのドアにもたれかかって挨拶した。












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「すみません…昨日は…」


「何が？早く行かねぇと遅刻すっぞ」


「とりあえず顔洗わせてください…服洗いますね…」


「いいよ、そんなの、早く服着替えて、顔洗って、車出すから」


「はい…」












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昨日の服に着替えて、北山さんのスウェットを手に取る。

持って帰りたいな…なんて。











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「持って帰る？」


「うわっびっくりした…」


「いいよ、Aがそれで安心するなら」












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はい、って紙袋を渡されて、鍵も渡された。













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「俺ん家の合鍵、ぜってぇ、落とすんじゃねぇぞ」

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