一般人の君と俺

仲良し…？ ページ30

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また北山さん怒ってる。

そしてまた家に呼ばれた。

次こそ家に行ってもきちんと帰らないと。











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「みつ飲んでないじゃん、飲もうよっ」


「こいつ送らなきゃだからいい」












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私に目配せする。

私送ってなんて頼んでいません。












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「今日は真っ直ぐ帰るので大丈夫です。飲んでください北山さん」


「ああ、また北山さんって言った」


「北山さんは北山さんです」


「うわ2回も行った」











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メンバーの方が私と北山さんの会話を聞いてくすっとする。













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「面白いね。Aちゃん」


「仲良しなんだね」










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北山さんの隣に座っている、玉、、？さんと

宮田さんが言う。











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「俺ちょっとトイレ行くわ」











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北山さんがトイレで席を立った。

その瞬間、みんなが私に一斉に視線をぶつける。











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「きたみつとはどこまでいったの？」


「バカっ！直球すぎ」


「どこまで、、？とは？」


「え？付き合ってんでしょ？」












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付き合ってる、、？












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「つ、付き合ってません、、！」










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なんだって感じでみんなの姿勢が緩まる。













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「でも、みつ本気かもね」











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玉森、、、？さんが私に言う。












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「うんうん、コンサートの時もずっとそわそわしてたし」


「お店にAちゃんくるまでもずっとそわそわしてたよ」


「きた途端おらおら北山さんになっちゃったけどね」











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二階堂さんと千賀さんが笑いながら言う。

私のこと待っててくれたのかな、、？










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「みつ女の子関係でこんなに必死になることあんまりないから、何かあったら応えてあげてね」


「は、、い、、？」











「おい玉、いらねぇこと言ってんじゃねぇだろうな」


「おお〜こわ」










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私は何に応えたらいいんだろう。

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