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…あ。バレてたか。
やっぱりラウは目ざとい。
「えっ！涼太っ？」
「舘さん、寝たフリ下手！
顔がさ、しょっぴぃが言うことに合わせて動いてるんだもん」
「…ラウ、こういうのはナイショにしとくもんだよ」
起き上がらずに顔を翔太に向けると
びっくりするほど真っ赤になってた。
「…いつから聞いてた？」
「ごめん、翔太。実はラウが入ってきた時にはもう起きてた」
「うわぁ…恥ずかし…涼太、忘れろ！忘れてくれっ」
「ふふふ。俺は嬉しかったよ？」
真っ赤な頬に手を伸ばす。
触れてみると熱くて…なんだか嬉しかった。
「起きてるんなら、降りろよ。足、痺れた」
「やだ。俺、誰かさんのせいで腰痛い」
「ばっ！ばかっ！ラウ、違う！俺じゃねぇしっ」
「えっ？他に誰かいてもいいの？」
「それはダメ」
俺たちの会話を聞いて
ラウがいつもの甲高い声で笑ってる。
「ラウ、翔太の話参考になった？」
「んー、ぜんっぜんなんない」
「なんだよ。俺、喋り損じゃん」
「でも、すっごく幸せな気持ちになった。
今度は舘さんからしょっぴぃの話聞きたーい！」
「ふふふ。じゃあ、今度ウチにおいで。
好きなもん作ってあげるよ」
「やったぁ！ハンバーグ食べたいっ」
わぁぁい！
無邪気に喜んでいるところに
丁度目黒と康二が入ってきて、
ラウはそのままふたりのところへ走って行った。
「俺いる時にしろよ」
「え…ラウにもヤキモチ妬くの？」
「…ラウでもふたりきりはヤダ。」
「ふふふ。ありがとね、翔太」
「なにが」
「俺、ずっと翔太に守られてるなぁって思った」
「まぁ、 それでいんじゃねぇの」
翔太の手が俺の髪をサラリと撫でる。
心地良さにまた目を閉じた。
ざわつき始めた楽屋。
そろそろ全員集まる頃だろう。
「涼太」
「んー？」
ちゅっと音をたててキスが降りてきた。
「俺がそばにいるから」
「うん」
「涼太は大丈夫だ」
大丈夫。きっと。
サラサラと髪を撫でる翔太の手をとって
俺もひとつ、キスを返した。
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accouknowmax(プロフ) - ご連絡ありがとうございました。雪男たちが好きなので、よろしくお願いします。 (1月3日 15時) (
レス) @page40 id: 042bd4006f (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - accouknowmaxさん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。鍵がかけてあるお話はこちらの続きではありません。暫く鍵をかけたまま、公開する予定もないのでごめんなさい。 (1月2日 17時) (レス) id: ebdbe7a05a (このIDを非表示/違反報告)
accouknowmax(プロフ) - はじめてコメントします。klssとhugの話大好きで何度も読み返してるくらいです。舘様じゃない可愛い涼太くんが切なくて、男らしいしょっぴも大好きです。続きの、お話が出てて読みたいのですが、パスワードがあります。こちらで教えていただけるのでしょうか？ (12月30日 5時) (レス) @page40 id: 042bd4006f (このIDを非表示/違反報告)
美祐奈 - 初めまして、美祐奈です！いつも読ませてもらっています！なべだて少ないんで…見れてうれしいです！これからも更新頑張ってください！ (2022年11月18日 18時) (レス) id: f68b1462c9 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - 祐筆さん» 普段は堂々としてるんですけどねぇ…nbさんのことになるとちょっと弱々しくなっちゃうんですよね…耳熱くなっちゃうし（笑） (2022年11月6日 5時) (レス) id: ebdbe7a05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cayochi
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年8月8日 12時
