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髭 りゅう1 ページ13

ざらり。

口許に舌を這わせると
首の付け根のあたりがゾクゾクする。
スイッチがぶっ壊れたみたいに
俺のソコから蜜が流れ出す。

「すっきやな」
呆れたようにくちびるの端をあげるけど
わざとやろ?
俺が欲しがるの、よぉわかってるくせに。

髭を蓄えた忠義は
男臭さが駄々漏れになるから
その間俺は煽られっぱなし。
チクリと肌に刺さるたびアホみたいに昂ってしまう。

「好きやで」
「それは俺が?髭が?」

まぁ、ええわ。
ふっと笑ってまた俺を押し倒す。

「手ぇ出し?」
「なんで?」
「して欲しいやろ」

俺の好きな顔もして欲しいことも全部知ってる。
少し強めに言われただけでまた溢れ出してるのも。

おずおずと従う俺の両手に
脱いだばかりのTシャツが巻き付いた。
緩い拘束。
でもほどけない。

「ええカッコ」

見下ろして、また嗤う。
しなやかで妖しい雄の獣。
俺は自ら身を差し出して喰いつかれるのを待ってる。

噛みつくように口のなかを荒らされて
息も絶え絶えになったところで放される。
まだ、とでも言いたげに。

首筋を、胸をくちびるが滑る。
擦られた肌が過敏になっていく。

んぁっ

まんまと踊らされて喘ぐ。

チクリ、ざらり。
柔らかなくちびると固い髭が刺さる痛み。
尖った胸の突起は吸い付かれて紅く色づく。
きっといくつも花が咲いてる。

んんっ
ふ、、あっ

夢中になったところで
勃ちあがったソレの根本をぎゅっと掴まれた。

あっ、、あぁっ

「ええって言うまでイッたらアカンで」

んっ

喘ぐことしか出来ないのに

「ええ声」
「もっと聞かせて」

カリっと甘噛みするから

んぁぁっ

腰が跳ね上がる。

「今日はやけに敏感やな」

くちびるは平らな胸に触れたまま。
動かすたびにまた髭がチクリと刺さる。

「そこで、、っ、しゃべ、ら、んといて」
「んー、なんで?」
「こそば、い、あっ、、ん」
「気持ちええの間違いやろ?」

ペロリ、広げた舌で舐めた。

そのまま舌は腹を滑って臍を抉る。
突起を指で弾かれてピクピク震える俺を
満足げに下から見上げてる。
片方の手は根本を握ったまま。
動かしてほしいのに、そのまんま。
欲しくて欲しくて腰が動く。

「俺の手ぇで何してるん?我慢できひんの?」
「んっ、も、イキそ、、な、、たぁ、シて」
「おねだり?ならちゃんと言い?」
「あっ、、た、ぁ、、おれ、の、いじ、って」
「弄るだけ?」
「く、ち、、して」

よく言えました。

く、はぁっ

望み通り。
俺のソコは口のなか。

髭 りゅう2→←作者より



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kkoyanagi(プロフ) - ずっーーーーーと冬でいて欲しい (2022年12月19日 12時) (レス) id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - kkoyanagiさん» 冬がくると書きたくなるみたい笑 (2022年12月19日 10時) (レス) id: ebdbe7a05a (このIDを非表示/違反報告)
cayochi(プロフ) - あーちゃんさん» ひさしぶりに書いてみました。いろいろあったけど元気でやってるみたいです (2022年12月19日 10時) (レス) id: ebdbe7a05a (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - ヤッホー!!昨日「ニコイチ」まで読み返してた所だったのでめっちゃ嬉しいです。 (2022年12月19日 8時) (レス) id: 46c9530258 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - あぁ たつとりゅう⋯ (2022年12月18日 1時) (レス) @page49 id: 48bf44c3b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cayochi    | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年8月17日 10時

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