剣術士の天女！？【忍たま】【RKRN】

23 ページ25

留三郎｢、、伊作？おい、伊作？おーい｣






伊作｢、、！あ、す、すまない留三郎、なんだい？｣








留三郎｢お前どうしたんだよそんなにぼーっとして｣







伊作｢いや、別に、なんでもないよ。｣







留三郎｢なんだよ水臭いな、同室だろ？どうしたんだ？｣







伊作｢んー、言っても信じてくれなさそうだから、、｣







留三郎｢そんなこと言ってみないとわからないだろ？｣







伊作｢んー、いや、思ったんだ、、｣






留三郎｢何を？｣







伊作｢てんにょ、、いや、、Aさんの事なんだけど｣






留三郎｢は？A？天女のことか？｣







伊作｢Aさんは天女なんかじゃないよ｣







留三郎｢は？｣








伊作｢Aさんと話したんだ。医務室で｣








留三郎｢なっ、、なんだと！？伊作お前、、！｣









伊作｢とりあえず聞いてよ、、！｣









留三郎｢っ、、、！｣









伊作｢ふぅ、、それで、、話したんだAさんと｣








留三郎｢、、、、、｣








伊作｢滝夜叉丸ともめたみたいで、それで色々あって、

金吾をかばおうとしたAさんの腕に滝夜叉丸の戦輪が刺さっちゃって、

新野先生が医務室に連れてきたんだ。｣









留三郎｢(金吾を、、？)、、、、それで？｣









伊作｢それで、新野先生が滝夜叉丸に何があったのか聞こうとしたらAさんが滝夜叉丸を庇ったんだ。


滝夜叉丸は何も悪くないって、悪いのは自分だって。｣









留三郎｢なっ、、｣






伊作｢そのあと滝夜叉丸と僕に天女天女言っている暇があるなら下級生と仲直りして欲しいって


委員会に出て欲しいって言ったんだ。｣








留三郎｢天女が、、？｣



伊作｢それで黙ってたらAさんが、



保健委員会のみんなのいい所を順番に言ってくれて、、



僕、許してもらえないのが怖くて、、



天女が悪いって、天女様が悪いって言ってずっと逃げてて見えてなかったけど、、




Aさんは、そんな僕よりも、誰よりも下級生のみんなを、、保健委員会のみんなを見てた、、





そんな人が天女だなんてとても思えない。｣








留三郎｢、、、、｣

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す