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＊
試合中の私はずっとドキドキしていた。
レジスタンス側の人間としては勿論雷門中が勝ってくれることを願っていたが、
一保護者としては木戸川清修も応援したいという気持ちも確かにあったから。
結果は雷門の勝利。
このえげつないスタジアムの仕掛けを見事にタクティクスによって攻略してみせた。
大河くんたちの木戸川清修も途中までは兄弟喧嘩に辟易とした様子だったものの、ゴットトライアングルで突破を図り、チーム全体で勝利を見据えていたと思う。
『あー大河くん立派だ〜…私は嬉しい…』
ただ顔面を抑えながらそう呟いた私を、薄く微笑みながら見ていた豪炎寺くんが
何かに気づいたように声を上げる。
「そういえば、Aは弁当箱受け取りに行くんじゃなかったのか？」
『あ、忘れてた。すぐ戻ってくるから！』
そう言い残して小走りを始めた。
＊
『大河くん、お疲れ様』
「A」
木戸川のみんながフィールドから出てくるところを見計らって出入り口で声をかける。
アフロディくんがほかのメンバーに促して控室に戻っていく。
『…どうだった？』
「うん…やっぱ雷門中は強かったよ。今年は負けた。
でも、来年は負けないから。
この試合で、俺たちのチームは再出発できたんだと思ってる。」
『そっか』
それだけ言って私は微笑んだ。
自分の甥がこんなにも成長したのだと思うと、赤ちゃんの時から知っている私からしたら感涙ものである。
よく頑張ったね〜！という意味を込めて頭を撫でくり回して、恥ずかしがる大河くんを見つめる。
「…もう子供じゃないんだけど」
『え？やだなぁ、分かってるよ…ふふ』
「くっ…絶対わかってない…
そのうち分からせてやるからなー！」
『うんうん、そうだね〜』
正直今は大河くんが何を言っても、"うん、そうだね〜良い子だね〜大河くん〜！"しかいえないと思う。
可愛すぎて。
(この後お弁当箱は返してくれました)
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香藤 - 涼花さん» お久しぶりです！笑いつもありがとうございます…！超絶不定期更新ですが、何卒よろしくお願いします…頑張ります！ (2022年7月14日 16時) (
レス) id: 2e6a3cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - お久し振りです…！(？)楽しみにしてました…!!!夏休み中に更新されるの嬉しいです…！無理なさらず、更新ファイトです！ (2022年7月14日 8時) (レス) @page40 id: a6661d2da5 (このIDを非表示/違反報告)
るいくんの遊び場! - たまにチラチラ読んでたんですけど、やっぱおもしろいです!!!!更新頑張ってくださいね!!! (2021年8月30日 16時) (レス) id: 0c0aba27ae (このIDを非表示/違反報告)
こまめ - すみません。間違って2回投稿してしまいました。 (2021年8月30日 7時) (レス) id: 8adf351572 (このIDを非表示/違反報告)
こまめ - 更新お疲れ様です。とても面白く、見つけくてから三日で読んでしまいました!これからも､更新頑張って下さい! (2021年8月30日 7時) (レス) id: 8adf351572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香藤 | 作成日時：2019年2月23日 20時
