椿「女子猫が二十八匹ですよ」 ページ31
椿side
テスト明けの朝
今日はいつものように朝華也羽さんと早く登校してネットを張り、梓乃さんが来たところで自主錬をしました
トスやフットワークを軽くこなしていつものようにアタック練習
新しい速攻の練習をしていた所で今日は華也羽さんの調子が悪い
椿「今日はあまり調子が宜しくないですね」
梓乃「いつもよりトスが高めですね?」
華也羽「気のせいじゃね?」
と言って一旦休憩して朝練までアタックの練習をして朝練に突入した
見ている限り変な所はない、だけど少しのミスが目立つわけで桧那乃さんも
桧那乃「今日トス低いね!どうしたの?」
華也羽「あー爪切るの忘れたからも」
という会話をしていた
華也羽さんに限って絶対有り得ない、なんせ毎日爪は気にしてる
バレーに掛ける思いが強いのにそんなことある訳ない
今日みたいな日は必ず何かある
そんなことを思っていたら朝練が終わり、片付けをしている最中、華也羽さんが体育館を出ていった
タオルを持ってどこに行くのだろうと後を負って見たら
椿「これは一体どうなさいましたか?」
衛輔さんの肩に頭を乗せた華也羽さんが衛輔さんに支えられている
明らかに様子がおかしい
夜久「椿、コイツ熱出してやがる」
椿「は!本当ですか!」
夜久「すげえ熱い、とりあえずコイツ部室に運ぶ」
近くに寄って首に手を当てると物凄く熱い
こんな熱出してあんなに良く動けたと思うほどですよ
華也羽「ん、部室はダメ皆いる」
夜久「馬鹿!今そんな事言ってる場合か」
椿「ではミーティングルームに「椿ちゃん!監督が呼んで…なにしてるの?」あ、桧那乃さん!
急いでい桧那乃さんの真ん前に行き視界を遮った
衛輔さんの誤解と華也羽さんの事を考えると、遮らないと困る
桧那乃「そこに衛輔君いるの?」
椿「ひ、桧那乃さん!私監督の所に行きますから梓乃さん呼んできてください!お願いします!」
桧那乃「え?え?」
椿「お願いできますか?梓乃さんですからね?」
桧那乃「わ、分かった!」
後ろに回転させて桧那乃さんの背中を押すと急いでい桧那乃さんは向かっていった
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