弓月「女子猫が二十六匹やでー」 ページ29
弓月side
期末テストも無事におわり、結果が返ってきたんや
みんなの順位とかは内緒にしとくな〜
ん?バレー部はみんな赤点なしやで?
まぁ、平和におわったな〜
うちは今、京都の実家におるんや
莉弓にいはんが店をつぐことになってな
家族全員出席なんや
夏合宿までには戻れるやか...
莉弓「弓月ぃぃーー!!会いたかったでー!!」
青月「莉弓兄さんうるさいよ
あと、そんなに強く抱きしめたら弓月が窒息死するから」
莉弓「青月はいつも弓月の顔をみられるからいいだろ!
俺は離れて暮らしてるからさみしいよぉ〜」
長男の莉弓にいはんに抱きしめられて、青月にいはんの言う通り、窒息死しそうや...
弓月「莉弓、にいはん...苦しい、で...」
莉弓「あぁぁぁ!??弓月!死ぬな!」
青月「勝手に殺すなよ...」
ふぅ...やっと解放や...
莉弓「そういや、京治と玲は元気か?」
弓月「元気やで〜玲はんは学年1位とってたしな〜」
あ、順位言ってしまったわ
まぁ、玲はんやしいいか
青月「ほら、早く行こう
父さんと母さんが呼んでる」
いつもは広すぎる別荘で青月にいはんとおかあはんと数人の使用人で暮らしてるから、家族揃って賑やかなのは楽しいなぁ〜
莉弓「弓月、行くか!」
青月「弓月、行くよ」
にいはん達が手をだしてくれる
うちはその手をしっかり握り
弓月「行こか、莉弓にいはん、青月にいはん♪」
歩きだした
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