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「いや、私にもさっぱりなんだって。さっきも言ったとおり目が覚めたらあの倉庫のコンテナの上で寝てたの。鉄の匂いがするなーって思ってたら人死んでるし、死んだと思ったらなんかチェンソー振り回すし。なんか化け物死んでるしで、こっちもわけわかんなかったの。」
何一つとして嘘はついていない。マキマさんは食べる手を止めて私の話をじっと聞いていた。
「そう。悪魔に殺されないなんて運がついてるんだね。Aちゃんはこれからどうする？勢いで連れてきちゃったけど、彼と違ってAちゃんは私の犬じゃないからね。拒否権はもちろんあるよ。」
「勢いでって…ちなみにデンジ達はこれからどうなるの？」
うーんと顎に手を添えて考えていた。デンジのこともまだあんま考えてなかったのかよ……
「とりあえず、公安のデビルハンターになってもらうかな。」
「デビルハンター…私にもできるかな。」
「できると思うよ。Aちゃん運動神経よさそうだし。民間のデビルハンターならすぐにでも、」
「いや、私は公安のデビルハンターの話をしてる。」
そういうと、マキマさんは驚いた顔を見せた。でもすぐに微笑んできっとできるよと答えた。
「じゃあ私もついていく。どうせ死んでもいい命だし。」
「そっか、そろそろデンジ君が戻ってくるだろうから入り口で待ってようか。」
マキマさんはいつの間にかうどんを食べ終えてフランクフルトに手を付けていた。マキマさんフランクフルト頼んでないじゃん、絶対デンジのじゃん。言われたとおりに入り口で待っているとデンジが女の子を抱えて戻ってきた。
「使える犬だね。」
「ワン…………」
女の子を救急車に乗せるとデンジはフラっとまた倒れそうになり、マキマさんはまた抱き留めた。
いいな、私もマキマさんに抱かれたい…絶対いいにおいするじゃん！嫉妬で若干拗ねているとマキマさん達はポチタの話をしていた。
「私は特別に鼻が利くんだ。だからわかる。キミの親友はキミの中で生きてる。浪漫的な意味じゃなく…体から人と悪魔２つの匂いがするもん」
「そっか……すげー……そりゃすげ〜よかった……！」
ぐ〜〜〜とまたデンジのお腹が鳴った。バカ正直なハラめ…
「うどん食います……」
「フラフラだね。一人で食べれる？」
「食べれ、食べれません」
そんな彼にマキマさんはアーンしているのだが、先ほどから一体私は何を見せられているんだろうか……
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
