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「公安は目標や信念があるものだけしかいない。でもアイツはだらだら生きたいだけだと言っていました。公安には相応しくないです。」
「それに悪魔と仲良くなれると思ってる。まだガキなんですよ、ガキ」
「うーん、そうかな？私はいい悪魔もいると思うんだ。」
やっとのことで私が口を開くとちらりとこちらを見てなぜそう思うとアキは聞いてきた。
「私は人や悪魔を見る目がある。だからわかるんだ。この人はいい人。この人はだめだなあって。その感が外れたことは今までで一度もないよ」
そう人差し指で目を指さした。
アキは一度ゆっくりと瞬きするとそうかと返して何も言わなくなった。
私は目がいいといったが、世間が良く思わなくても私にとっての当たりだったら当たりなのだ。例えアキがそいつが外れだといっても私が当たりだと感じたら、それは当たりになる。
私はそういう意味で外れを引いたことはない。
マキマさんを東京本部に降ろした。見回りに行こうとしたとき、街の中で悪魔が出現したらしい。
今は悪魔らしき何かがその悪魔と戦っているらしい。特異４課全員出動とのこと。
「アキ、私先に行ってる」
そういって走り出した。後ろからアキの静止の声が聞こえるが、聞こえないふりをして走った。
デンジとヒルの悪魔が戦っている、コウモリの悪魔かもしれないけど。
直感でただひたすらに走った。
少しすると異様な匂いが漂った。私が足を止めた場所は大きな十字路。
息を整えて大きく深呼吸した。
次の瞬間デンジが大きく吹っ飛んだ。デンジのもとに駆け寄り、立ち上がってまだ戦おうとする彼の肩に手を置いた。
「やあ、デンジ。ここからは選手交代だ」
うん。決まった。今のシーンすっごくカッコイイ。こだわり。
「はァ…？今こいつと、夢バトル…」
「うん。だから選手交代。私の夢はこいつなんかよりずっと壮大だから負けない。」
私はそういって、背中の鞘から刀を引き抜いた。マキマちゃんに使うといいって渡されたけど、仕舞い方について困っている時にアキから鞘をもらった。
何も言わない、いや。何も言えないデンジから視線を外し、ヒルの悪魔と向き合った。
「次から次と出てきて気味が悪い！！でもあんた可愛い顔してるから、後ろの子を置いて逃げてもいいわよ？」
私は『ウルフ』と言うとヒルの悪魔の背中にふっと狼が現れ嚙みついた。
「ごめんね。キミは外れらしい。だから私と夢バトルしようか」
べ、と舌を見せて笑った。
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？ - 救済…！天使くんやパワーちゃん、ガルくんが死なないと…！？ありがとーございます…！ (2023年2月2日 19時) (
レス) id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ゆなさん» わわわ！そんなとんでもない笑待たせてしまうかもしれないですけど気ままに更新していきますー (2023年1月18日 22時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - めちゃ面白い。続きまってます！！ (2023年1月11日 21時) (レス) @page41 id: 6539e90d25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ユメさん» ご め ん な さ い。外したと思ってたらついてました。今度こそ外したので！！ (2022年12月2日 18時) (レス) id: 9e20368090 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - お り ふ らついてますよ (2022年12月2日 6時) (レス) id: 5e9fc6e37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうひ | 作成日時：2022年11月22日 23時
