第３０松 ページ33
僕は、Aちゃんを十四松兄さんに任せて一松兄さんを呼び出した。
別に説教しようなんて思ってないよ？
おぉ、顔が怖い怖い。
「…Aちゃんのことだけどさ」
「なに」
「一松兄さん、Aちゃんがなんでチョロ松兄さんとかに甘えてたかわかんないの？」
一応、僕は兄弟の中でも一番女の子と絡みがある。
だから、女の子の気持ちも少しはわかってる。
一松兄さんは、目を細くして僕をにらんだ。
「別にどうでもいいし」
「へぇ、なら僕たちでとっちゃっていいんだね？」
「なんでそうなるんだよ…、あ」
…うん、やっぱり。
「にゃああああああああ！」
「こら十四松！うるさい！」
「朝から大声出すなよ〜」
「もう１０時だわ！もうすぐ昼！！！」
「元気なのはいい印だぜ…」
居間のほうは大変そうだね。
十四松兄さんに任せた僕が悪かったかな、ちょっと反省。
…でも。
「いまのAちゃんは人間だよ。普通の女の子みたいなもんだよ」
「………」
「こんな男しかいないような家で女の子一人なんて…もっと危機持とうよ兄さん」
どんどん目つきが悪くなっていく。
あーこわい。
Aちゃんも、よくこんなのと友達になれたよね。
「…あ、それと。
僕もその対象の一人だから」
それだけを言い残して、居間に戻った。
戻るときの一松兄さんの顔なんて見れないよ。
絶対怒ってるから。
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ピエロ - ヤバい。この一言に尽きます。 (2016年1月31日 14時) (
レス) id: f72c683019 (このIDを非表示/違反報告)
Rei ☆ ﾐ - ﾔﾊﾞｯ!!猫耳夢主とかﾁｮｰ↑萌える (2016年1月15日 23時) (レス) id: 55b3e272b5 (このIDを非表示/違反報告)
無音 - おいしい( (2016年1月6日 2時) (レス) id: 274463ee26 (このIDを非表示/違反報告)
カノLOVEにこにー - え、めちゃくちゃ神作( ・_・ )更新頑張ってください!! (2016年1月5日 9時) (レス) id: 694daa01c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきっち - わぁああああ////一松ヤバイです大好き！！トド松も好きだぁ〜！更新頑張って下さい！ (2016年1月5日 1時) (レス) id: ee1b30da71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せいや
| 作成日時：2015年11月15日 15時
