第２９松 ページ32
なんなのかわからない。
けど、思い出すだけでイライラする。
さっきの…Aの顔。
チョロ松兄さんの膝の上で笑顔だった。
俺が帰ってきてからもっと笑った。
そしてそれを俺は拒んだ。
…なにやってんだ、って感じ。
頼れる人間は俺だけ。
そうおもって、一人浮かれてたのか。
…なんでこんなにイライラするんだ。
「んあ〜よく寝たー」
「今日も太陽がまぶしいぜ…」
「はいはい二人とも早く朝ごはん食べちゃって」
台所の椅子に座っていると、おそ松兄さんとカラ松とチョロ松兄さんが入ってくる。
何かを察したように目を逸らすチョロ松兄さんに、
Aが隣にいないのが不思議なのか、周りを見るカラ松とおそ松兄さん。
まぁ…そうだろうね。
「一松、Aは？」
「もしかしてもう猫に戻って逃げっちゃったの〜？もっと話したかったなーおれ」
「二人とも！Aなら居間でトド松と遊んでるから！」
チョロ松兄さんが二人の背中を押していく。
あー…情けない。
チラ、と居間のほうを見ると、黒い影が三つ。
Aとトド松と、途中から入ってきた十四松だろ。
楽しそうな声がここまで聞こえてくる。
頬杖をついてため息。自分が勝手にイライラしてるだけなのにね。
そのとき、居間の扉が開いた。
「あ、おはようおそ松兄さん〜」
「おはよートド松ー」
「一松兄さん知らない？」
俺の居場所を聞いて何する気だよ。
そんなこと思っていたら、トド松が俺のところに来た。
なにか言いたげな顔で。
「一松兄さん、ちょっといい？」
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ピエロ - ヤバい。この一言に尽きます。 (2016年1月31日 14時) (
レス) id: f72c683019 (このIDを非表示/違反報告)
Rei ☆ ﾐ - ﾔﾊﾞｯ!!猫耳夢主とかﾁｮｰ↑萌える (2016年1月15日 23時) (レス) id: 55b3e272b5 (このIDを非表示/違反報告)
無音 - おいしい( (2016年1月6日 2時) (レス) id: 274463ee26 (このIDを非表示/違反報告)
カノLOVEにこにー - え、めちゃくちゃ神作( ・_・ )更新頑張ってください!! (2016年1月5日 9時) (レス) id: 694daa01c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきっち - わぁああああ////一松ヤバイです大好き！！トド松も好きだぁ〜！更新頑張って下さい！ (2016年1月5日 1時) (レス) id: ee1b30da71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せいや
| 作成日時：2015年11月15日 15時
