敦の入社試験_参 ページ14
これから敦に初仕事をさせようと探偵社に行く途中、一歩後ろを歩くAの携帯が鳴り出し二人は振り返る
貴『…おはようございます国木田さん。ご用件は__
国「太宰はどこにいる!?!?」
キーンとなる程の大声にAは反射的に電話を切ってしまう
そしてしばらく見つめるとポケットに押し込む
敦「凄く焦ってましたけど大丈夫ですか?」
太「なァにいつものことだよ」
敦「ええっ!?…いつもこんな感じなんですか?」
平然としているAと先程の太宰の様子を見て敦の中で探偵社とはこういうモノなんだと偉大なイメージがパラパラと崩れてきている
貴『おかしな人が多いですからね……』
太「さて探偵社に行こうか、国木田君もお呼びだしね」
敦「そうですね」
再び歩き出した3人
Aは探偵社の話をする二人の後ろを歩きながら周りを見渡す
ちょうど町の見回りも仕事の一つなので都合が良い
町は笑い声や手を繋ぎ歩く親子など楽しそうで幸せそうな顔をした人達が沢山歩いていた
貴『………』
町を歩く人達がとても輝いて見える
自分の父と母はもう居ない
代わりとなる人物は居るがもう二度と会いたく無いものだ…
貴『はぁ…』
昔の事を思い出しため息を漏らす
その時、先程の電話と同一の声が響き渡った
「ここに居ったかァ!この、包帯無駄遣い装置!」
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氷夜猫(プロフ) - 桜ノ莟さん» 初めまして、つまらない作品でしたらすみません…;;頑張りますので作品共々よろしくお願いします! (2016年5月29日 12時) (レス) id: 733ee73110 (このIDを非表示/違反報告)
桜ノ莟(プロフ) - はじめまして!まだ回覧していませんが、私と同じ名前だったので気になっちゃいました!(笑)頑張ってください^^* (2016年5月28日 21時) (レス) id: efe29be1c1 (このIDを非表示/違反報告)
氷夜猫(プロフ) - ニャリルさん» どーも! (2015年8月25日 16時) (レス) id: 48665d6b6f (このIDを非表示/違反報告)
ニャリル - ちわーっす← 文豪(?)知らないけど来てみたw← (2014年12月30日 16時) (レス) id: 2fedc1766c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷夜猫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cat910
作成日時:2014年12月20日 13時