お人好し彼女と僧侶 ページ19
Aside
(パチン)
『いっ…‼』
誰かに背中を叩かれ振り向くと
赤髪の男の子がいた
?「お前・・・お人好しだろ?」
『え?』
?「いっぱい連れて来てんな」
笑いながら言う彼
『どちら様ですか』
?「俺は波羅夷空劫だ。お前サン 沢山の霊連れ歩いてるな」
『霊・・・霊能者?』
空「拙僧は霊能者じゃない。僧侶だ」
『僧侶の方ですか・・・。私は来栖 Aです』
空「Aか」
『どうして、私がお人好しだと知ったんですか』
空「勘?」
『勘って…』
空「見た感じお人好しで何でも信じそう」
『何でも信じたりしませんよ!』
空「それはどうかな」
「お嬢さん。これ買っていかない?」
『いえ、大丈夫です』
「体に良い薬だよ」
『え?そうなんですか、なら』
空「ほらな」
『ッ…や、やっぱりやめます!』
「重いねぇ・・・。よいしょっ」
『・・・お手伝いしましょうか?』
「え?良いよ。そんな」
『いえ、貸してください。お荷物持ちますね』
「あら・・・助かるわぁ」
『家はどこですか?』
「家はあそこを右に曲がった所にあるの」
『わ、分かりました』
空「・・・ほら、持ってやるよ」
『ありがとうございます!空劫さん』
空「ッ…空劫でいい」
『一日でこんなにも人助けをするなんて・・・やっぱり私ってお人好しなんでしょうかね』
空「だろうな」
『・・・お人好しってのも良くないのかな』
空「いや、お人好しはいいと思う。でもあんまりお人好し過ぎると今度は自分が苦しむ事になるぞ」
『僧侶とだけあってか重く感じます。ありがとうございます。以後気をつけようと思います』
空「それと・・・敬語はやめろよ。堅苦しい」
『でも・・・』
空「拙僧よりも年下か同じくらいだろ」
『私は20歳です』
空「一つ上かよ・・・なら敬語はしなくていい」
『空劫は?』
空「19だ」
『若いねー』
空「何言ってんだ、お前だって若いわ」
『ふふっ…また今度会おうね』
空「お、おう・・・」
・
・
・
空「ということがあったんだ」
十四「それなら我も出会ったぞ」
空「は?十四かよ!」
十四「ナゴヤ・ディビジョンの人って知ってもらえていたよ」
空「・・・拙僧は何も言われなかったぞ」
・
・
・
『肩すごく軽くなった〜。やっぱり憑いてたのかな。空劫には感謝しなきゃ』
253人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れお - 猫腹さん» お互いに頑張りましょう!(`・∀・´) (2019年11月3日 22時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
猫腹(プロフ) - れおさん» れおさんからコメント貰えるとはとても嬉しいです。見てくださりありがとうございます。これからも頑張りますので。私もれおさんの事応援してますので頑張ってください (2019年11月3日 22時) (レス) id: 53f13bdd07 (このIDを非表示/違反報告)
れお - 猫腹さんの作品ほとんど見ました!! どの作品も面白くて続きが楽しみになりました!!!!更新頑張ってください応援していますよ!!((ファイト (2019年11月3日 22時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫腹 | 作成日時:2019年10月30日 14時