中王区の可愛いお姫様は狙われる

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無花果side

Aが帰ってこない

ずっと出さなかったからか？

少しだけでも出していれば顔出ししてくれたはずなのか

Aが行ってからここに戻ることがないが本人は無事のようだ

だが…私もAと会って色々と話がしたい

無理矢理に連れて帰るのはダメだ

そんなことをすれば嫌われてしまう

一体…どうすればいいのだ

そうだ、Aはスマホを持っているはずだ

電話すれば出るはず！

よしっ、早速Aにかけよう

「どうしたのだ私よ。Aに連絡するだけだろが」

緊張しているのか、落ち着け私！

久しぶりに話すから緊張してるのは分かるが

私は早くAと話したいのだ

かけるぞ


【もしもし】

【…………】

【もしもし？】

【A…か】

【無花果様！？】

はぁぁ…Aの声が聞けた。しかも名前をも呼んでもらえるとは

【元気にしていたか】

【！？…は、はい】

【お前が勝手にいなくなったことは…驚いたがまぁ、私達も悪い所はあったな。すまない】

【…ごめんなさい。言えば出して貰えないかと思いまして…】

【そうだな】

【無花果様も元気ですか？】

【あぁ】

お前の声を聞いてさらに元気になったぞ

【今度、中王区に行こうと思います！】

【ん？】

【中王区に行きます】

【そ、そうか】

Aが帰ってくる！！

これは盛大に祝わなくては

その前に乙統女様に報告しなくてはな


「ふふっ…楽しみに待っているぞ。A」



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更新出来ずにすいませんでしたぁぁぁ！！

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