好きならセクハラすな【ヒプマイ】

【15】 ページ20

A視線

「いつになったら帰るんですか」

簓「Aちゃん結婚するまで」

「帰ってください」

簓「昨日来たばっかりやで」

「私、明日から仕事なんですけど」

簓「同じやなあ俺もやで」

「･･･オオサカで仕事があるんですよね。ここから通うとなると大変ですよね」

簓「平気やで」


帰る気はさらさらないよう

誰かが来てこの光景見たら勘違いされる

親が来ないことを祈る

やっぱ…やめておこう…フラグにしか聞こえない

彼の気が済むまでと思ったが何があっても帰らなそう

しばらくこのまま様子を見る事にしよう



携帯の着信音が鳴った、私のだ

相手は･･･先輩だ

どうしたんだろう、何かあったのかな


「ちょっと電話に出てきます」

簓「行かんといて」

「なんでですか」

簓「寂しいさかい」

「大丈夫ですからすぐに戻ってきますので」

寒いけどベランダに行き電話を取る


【もしもし】

【Aか？今何処にいる？】

【家ですけど】

【頼む、お前の家に泊めさせてくれ】

【え？なんでですか？】

【鍵を落としてしまった･･･】

【何やってるンっすか、先輩】

【本当にごめん…ダメか？】

【大丈夫ですけど･･･】



独「･･･」

簓「シンジュク・ディビジョンの音無坂 本歩さんやろ」

独「いや…違います。観音坂独歩です…」

簓「そうやったな」

独「A」

「彼の事は空気だと思ってください」


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皆さんありがとうございます

これからも日々精進していきますので

よろしくお願いします

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