僕の彼女を狙わないで

出会い編Part２ ページ29

Aside


『おはよう！』


教室に入ると･･･今度は私も同じようにされていた


『あらら･･･誰かな？こんな事したのは』


教室の奥でケラケラと笑う者達

成程･･･十四と関わったからこうなったのか


『暇なんだね！！こんなバカみたいなことする暇があるなら勉強しろ！！勉強！！』


大声で言ってやったさ

もうやられるだけじゃダメだから

自分の教室を出て十四の居る教室へ向かう


『おはよう！！十四』

十四「Aちゃん･･･」

『十四も同じようにされたんだ､全く暇人ばっかなんだね。この学校は』

十四「だ､ダメだよ･･･そんな事いちゃ」

『大丈夫だよ､十四の机綺麗にしてあげるよ』


いつもの様に机を綺麗に掃除する

どんなにされても負けない

絶対に負けないんだ


翌日

学校に着いたのと同時に

十四が泣きながら縋り付いてきた

服もボロボロで顔も傷だらけで


十四「Aちゃん･･･助けて」


その時･･･殺意が沸いた


『誰にやられたのか言って･･･』



「アイツ､泣いてたな」

「マジで面白かったわ」


『この卑怯共が！！複数居なきゃなんにも出来ないの？』

「あ？コイツ十四のヤツといる女じゃねぇかよ」

『男の癖に情けないじゃん。1人の男の子をいじめるとか弱いものいじめするなよ』

「お前･･･最近調子乗ってるよな」


思い切り殴られた･･･

先にしかけたのは彼等だから良いよね

思い切り殴り返した

もういい。退学なったっていい

大切な友達を傷付けられたんだ。許すわけが無い


『十四！！こんな学校早く出るよ』


十四の腕を引っ張り学校出た


後々･･･学校から連絡が来た

アイツらが先生にチクったんだ

それを知って親は激怒だし先生達も早く来いと

何も知らないくせに何を言うんだよ


『マジでやばいな･･･こうなったらあの人に頼むか』

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