僕の彼女を狙わないで

第１９話 オオサカ ページ23

Aside

シンジュクからナゴヤに帰ろとしたら

まさかの･･･オオサカに来てしまった


『せっかく来たし､そのまま観光しよう』


そうなり､オオサカを満喫満喫している


『あっ！！道頓堀だ。ここで写メろう』


写真撮って空劫達に後で見せよう


『･･･上手く撮れないや』

「こうやるんやでお嬢さん」

『え？』

「Aちゃん､会いたかったで」

『簓さん！？』

簓「いつ見ても可愛ええな」

『なっ･･･』

簓「ん？なんや？旅行に来たん？」

『まぁ･･･はい』

簓「ほー･･･もうオオサカ回ったん？」

『大体は』

簓「ならもっと案内したるで」

『良いんですか？』

簓「ええで。ほな行くで」


簓さんに案内して貰った

オオサカのたこ焼きを食べたり通天閣に行ったりとそれはもう楽しかった


「こんな所で何しとんねん」

『蘆笙先生』

蘆「Aやん」

『会いたかったです！』

蘆「え？あ･･･お､俺も」

簓「何照れてんねん」

蘆「うるさいねん！！」

『ふふっ･･･面白い』

蘆「ｯ･･･」

簓「オモロいってさ､顔赤いで？Aちゃんに言われて照れてんやな」

蘆「だからお前はうるさいねん！黙とけや」

簓「そんな照れ隠しせいへんでもええやんけ」

『蘆笙先生､可愛いですね』

蘆「Aまで･･･からかわないでくれ」


「何やってんだ？お前たち」

『零さん』

零「よっ､Aちゃん」


大きな手で私の頭を撫でる


簓「零ばっかずるいねんな。俺も撫でたる」


簓さんも同じように撫でてくる


蘆「･･･お､俺も」


蘆笙先生も･･･3人して撫でてくるもんだから

何だか恥ずかしくなってくる


簓「今日はどこに泊まるん？決まっとらんなら俺の所に」

蘆「それだけはやめておいた方がいいぞ。A」

零「手出すからな」

簓「んな事言わんといてや。せいへん！」

『どうだろうね』

簓「ほんまや！！」

『今日はホテルに泊まるつもりだから』

簓「なら､俺も」

蘆「やめとけよ」


まるでコントみたいで面白い

さすが元芸人さんと現役芸人さん

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