アイドルは猫である３

代行調査しやがれ ページ8

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M「その越え方、13点です」

O「ちぇ。」


S「ニャ〜」

M「ん？翔も跳びたいの？イイよ」

A(翔ちゃんはカッコいいよりただ遊びたいだけだよね〜)

N(シッ！意外と地獄耳だから気をつけて！)



S「ニャッ！！(｀･ω･´)」


トトト…



スタジオ中の注目を集めた猫来翔が
ハードルの下をぽてぽてとくぐる。


O「翔くん跳んでないじゃん。松潤、何点？」

S「ニャ？(￣＾￣)」←どう？


ムギュ〜ッ。


M「翔〜！100点だよ！さすが俺の翔！」

S「ミー♪(≧∇≦)」


N「…そこのバカップルはほっといて次。」

A「あ、俺と翔ちゃんで自販機の疑問を解決するロケに行ってきました！翔ちゃん！VTR？」

S「ニャッ(｀･ω･´)ﾉﾉ」


都内某所。


モンスターコインを抱えた相葉と猫来が自販機にやって来た。


A「じゃあ次は俺の考えたヤツやるね」

S「ミッ(￣＾￣)」←飽きて来た

A「やれば？って冷たいな〜見ててよ」


くるくる…ドン。


A「俺のこと、好きなんだろ？」


チャリン。


むなしくコインが戻る音。

アイドルの壁ドン押し、失敗。



S「ミッミッ(｀Д´)」←なんだソレ。ロケ終わんねーじゃんか。

A「俺だってスーパーアイドルなんだけど…じゃあ翔ちゃんの番ね。(…コイン持てるの？)」

S「ニャッ(￣＾￣)」←相葉見とけ。


スタッフからコインを受けとると、猫来がおもむろにそれをくわえて道路を隔てた別の自販機の前へ。カメラが慌てて猫来を追う。


…チャリン。


自販機の前にスタンバイすると、コインを足元に置いてキョロキョロ。


A(…？)


向こうからダンディな紳士が歩いてくる。


S「ミー…ミー…」

「ん？どーちたの？」

S「ニャニャ…ミー…ミー…」

「ジュース欲しいの？よしよし。ほ〜らどれがいいでちゅか？」


メロメロな紳士が猫来の小さな身体を両手でそっと自販機のスイッチまで抱き上げてやる。

S「ミー♪ミー♪」

「ん〜？全部欲しい？欲張りさんだなぁ〜いいよ。ジュース位安いもんだ。ほら、好きなだけ押しなさい♪」

紳士が千円札を投入すると

S「ニャ〜！(≧∀≦)」

猫来がバシバシと自販機のボタンを叩きまくり。



S「ニャ〜(￣＾￣)」←いっぱい買えたよ！

A「…翔ちゃん、それタカり。」

S「ミ？(｀･ω･´)」




猫来翔。

オス１歳。

自販機の前で彼におねだりされて素通り出来る人間はいるのか？

次回、この問題を検証します。



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