酒言葉3 青×桃

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青side


「ごめん。ちゃうねん、ただ連れてこられただけで俺はそいつらと永遠なんて望んでn…桃「ふふっ笑笑」

「望？」

桃「流星、必死やね笑笑」


誤解を解こうと説明している途中で望が笑うもんやから話が途絶える


必死って当たり前やん。こんな誤解されたないねんから


でも望は誤解なんてしてなかったらしい


桃「流星のことやから、どうせ願い事なんてしてなかったんちゃうの？」

「え？」

桃「女の人たちの話なんて聞いてなくて、ただ手を合わせるだけ。願ってたのは女の人だけ」


"そうやろ？"って俺を覗き込む望


大正解や


流れのまま手を合わせて、横の女のタイミングに全て合わせてただけ


俺は心の中で"長いな"とか"何願ってんねん"とか思ってた


桃「俺、さっき言ったやろ？2人でお願い事するって」

「おん」

桃「せやから流星が願ってないならその人たちのお願いは叶わへんねん！」


そう言ってから望は俺の両手をギュッと両手で包み込んで


桃「俺と、2人で一緒に願い事してくれる…？」


なんて、さっきまでの自信はそこに無く


少し不安そうに聞かれたら、こっちまで心配になるやん


でも、その不安も心配も取り除くようにそっと望の唇に俺の唇を合わせて


「…2人で永遠をお願いしようや」

桃「も、もう//キスはいらんかったのに///」

「ふっ笑 でも嬉しかったやろ？」


そう聞けば小さく頷いてから俺の腕に自分の腕を絡めてくる


ちょうどこの時間は俺ら以外に誰もおらんみたいやから望も積極的で


俺はそんな望と2人でお賽銭を投げて手を合わせる


"いつまでもずっと望の恋人として、望のそばで望の笑顔を見続けられますように"


そう願い事をして横に目を向けるとまだ手を合わせている望


なにをそんなに願ってるんやろ


後で聞いてみようかな

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