91話 ページ44
『えー、この度は勝手にその場から離れるという子供のような身勝手な行動をしてしまい申し訳ございませんでした。』
rbr「全く……心配したんやからな！無事で何よりやけど…」
『ロ、ロボロ…！』
ロボロはなんて優しいんだろうか…怒るより私の体を心配するなんて…！
rbr「で？」
『………で？』
rbr「忘れたとは言わせんで。
返事は？」
『う"っ！』
知ってた。知ってたよ！ロボロがずっとソワソワして返事を待ってたの！！
なんなら私も返事しに来たし！？
『ももももも勿論覚えてるよ！！』
rbr「ふっ、あんさん色々と分かりやすいな」
分かりやすいって……そりゃ緊張するでしょ
しかし、他人事のように笑うロボロは心なしか不安な気持ちを持っているように見えた
……そうだよね。ロボロも、緊張するよね
私は気持ちを切り替え、息をゆっくりと吸って吐いた
そして
『ロボロ。』
rbr「…はい」
『私は、今日初めてロボロと出会ってすっごく優しくて一緒にいて楽しい人だと思った。……私はロボロの事好きだよ。
けどね、それはロボロの私に対する"好き"とは違…い、ます……。
だから、ごめんなさいっ！！』
頭を思いきり下げる。
その瞬間、罪悪感が私を襲った。
けど、後悔はしていなかった。
rbr「そうか」
怖くてロボロの顔を見ることができない
私は頭を下げたまま、私は口を開く
『わ、私これからもロボロと一緒に遊びたいし色々したいから！今回ので気まずくなるのは、ワガママかもしれないけど…嫌だ、な…。』
rbr「おん、俺も同じや。やからさ、とりあえず顔上げようや」
『っ、』
rbr「なぁ、俺怒ってないから怖がらんといてや。大丈夫やから、俺を見て？」
『……うん』
ゆっくりと、ロボロを視界に写す
悲しそうな顔をしている
そう予想をしていた私は見事に予想が外れた
rbr「好きやないなら、好きにさせるだけや」
私の視界には、イタズラに笑うロボロが写った
ーーーーー
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(@tukisaki_25252)
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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