【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ47)

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45話ページ47

zm「あぶなっ！！俺売られかけたやん！！ふざけんなA！」

『仕方ないでしょ！？だって私あの先生にだけは捕まりたくないもん！！』

zm「そんなん俺も一緒や！！

いや～～！！来ないでェ～～！！」

ついには爆弾を後ろに投げ出したゾム君

待って私にも被害くるから…！！

sho「おいゾム！A！こっちやこっち！！」

曲がり角から顔を出し、手招きをするシャオロン君

助けに来てくれたんだ…！！

私達は救いを求め、シャオロン君の方へと走る

zm「一体何やねんあの先生！？」

sho「たまに学校におる若い教師や。俺もウワサでしか知らないんやけど…スポーツが得意で生徒たちからよくいじられてる人気の先生らしいで。

ただしいつも血まみれやねん」

zm「なんでそれで人気出るんや！！」

sho「ちなみにAの使い魔でもあるで！」

zm「はっ！？おまっ、主人やろ！！手なずけろや！」

『あの感じ手なずけられないの分かるでしょ！？』

sho「でも変やな。生徒を襲うなんて話は聞いたことない…

もしかして悪周期のせいで…」

二人は再度ラッダァ先生に視線を向ける

その姿は狂気に包まれていて、見るだけでもゾッとする

zm「怖ェ～～ッ！！」

sho「絶対そうや！！あの形相は悪周期以外ありえへん！！」

『ぷっ、』

全然そうじゃないのに怖がられているラッダァ先生に、思わず笑ってしま

zm「どどどっか隠れる場所…！！」

sho「この先の談話室に＿＿＿

隠れられるタンスが…！！」

談話室に入ると、そこには確かにタンスがあった

三人で勢いよく入り込む

『…ふぅ、』

走って乱れた息を整えた

sho「は～なんとか撒けた」

zm「なんでオレたちがこんな目に…マジで助かったでシャオロン…！」

『うん、本当に…！！』

sho「何言っとんねん。いっつも俺の方が助けられてばっかやろが

それだとお前らばっか目立って腹立つねんたまには助けられろ」

zm「シャオロン…！オレ…今までずっと一人ぼっちやったけど…お前とクラスメートになれてホンマ良かッ…もごっ」

sho「しっ！！喋んな！！」

談話室に入ってくるラッダァ先生を目に、シャオロン君はゾム君の口を塞ぐ

ゾム君もその様子に汗を酷く掻きながら去っていくのを待った

そして、しばらく探すような身振りを見せ、談話室から出て＿＿＿

sho「よかっ」

『はぁ…………え』

『「「ぎゃああああーーッ！！」」』

＿＿＿いかなかった