【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ46)

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44話ページ46

sho「お前それ＿＿＿

バラム先生やろ！！気に入った生徒を拐って実験台に使ってるってウワサ聞いたことあるで

いや～気に入られちゃったんですねぇお二人さん…お気の毒に」

ニヤニヤと笑いながら私達を見るシャオロン君

違うんだなぁそれが！！

zm「いやちゃうねんその先生やない！全然見たことない先生やってん！！とっとにかく早く逃げへんとすぐに追い付かれて＿＿＿」

その時＿＿＿

ギィ…という扉を開ける音が廊下に響いた

そして

rd「きちゃ～～～」

あの人が扉から現れた

無表情で、威圧をばらまかして、血を浴びている…ラッダァ先生が

その登場と姿があまりにも恐ろしくて、私達は言葉を無くす

しかし、ここで動かずにいれば捕まる

sho「ぎゃああああーッ！！」

そう飲んだ私達は

zm「後は任せたぞシャオローン！！」

『お葬式行くからねー！！』

尻餅をつくシャオロン君を身代わりに走り出した

大丈夫、お葬式でシャオロン君の好物持っていくから

……まぁ、でも

あの人、シャオロン君に全く興味無いしな...

多分シャオロン君無視してすぐに私達を追いかけるだろう

…使えないと思ったのはきっと気のせい

zm「A、死ぬときは一緒やで…？一人だけ助かるとか許さんからな！？」

『それは私も同感だよ！ゾム君だけ助かるとか許せない！』

絶対道連れにする…！

rd「待て～」

そうこう話している内にラッダァ先生が追ってくるのを目にする

よし、一か八か…

『ら、ラッダァせんせー！！取引しましょ！取引！！』

rd「え？取引？？」

zm「何言い出すんやAッ！話し掛けるとか何考えとん！？」

『落ち着いて。ここで逃げるのに有利な取引を交渉させたら助かるでしょ…？私に任せて』

zm「A…！俺お前と仲良くなれて良かったわ…！！」

『うん。私も！さ、ラッダァ先生！！

ゾム君差し出すので私だけ助けてください』

満面の笑みをラッダァ先生に向け、そう言う

zm「オィイいいい！？話と違うやないか！！！裏切ったなッ！？」

『誰もゾム君が助かるなんて言ってない…！！どうですラッダァ先生！？』

zm「俺もうお前のこと嫌いｯ！！！」

信頼を失ったが、アスレ師団に入って汚れるよりかはマシだ

あとはラッダァ先生の公認だけだが…

rd「………

ムリ☆」

『知ってたぁああああ！！！』

そりゃそうですよね！？