【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ34)

今日:5 hit、昨日:29 hit、合計:921,565 hit

32話ページ34

ﾌﾞｴ「ルール確認から始めよう

チームの勝敗と当てた生徒のランクによって評価も比例するぞ！次にAとBとチーム分けを行う。腕章を配るので各自受けとるように」

ついにこの日がきた………

処刑玉砲当日…！！

Aと書かれた腕章を確認し、腕につける

『…』

sho「A…？なんか怖い顔しとらん？」

私と同じチームにはシャオロン君とゾム君がいるようだ

……絶対勝つ

ここまで本気なのは今日の今日まで練習を頑張った。という理由もあるが、もうひとつ…とても大事な理由がある

『シャオロン君、ゾム君。私を助ける気で頑張ってね』

sho「え？」

zm「どしたA」

『この授業で負けたら……

拷問が待ってる』

sho「ごうっ！？」

私の物騒な言葉にシャオロン君は驚く

"rd「あ、ついに明日だね～。そうそう、今回この俺が手を貸してあげたんだから負けるなんてことしないでね？負けたら、アスレ師団に無理矢理でも入れるから、ね…？」"

あの陰キャぁああ！！

sho「なんかよう分からんけど、ヤバそうやし手ぇ貸すでA！というか、どっちにしろ俺も勝たなあかんねん」

zm「遊んでくれるならええで～！」

『シャオロン、ゾム君…！』

友達って、…ホントっ、…！

感動しつつも姿勢を正し、相手のチームと向き合う

そして

ﾌﾞｴ「試合開始！！」

笛の音と共に試合が始まった

sho「ッシャ先攻！」

zm「どいつから殺す？」

『殺すって……。うーん、ウツ君は後でいいんじゃないかな？』

変なポーズとってるし…

zm「んじゃまずは…大物狙いといくか！」

ゾム君は家系能力で爆弾を出した

『ぞ、ゾム君それは…ｯ！！』

zm「援護するぜシャオローン！！」

ゾム君は相手チームへと爆弾を投げた

tn「ボール以外に魔術使用不可言うてたやろー！！」

zm「えっ当てなきゃええんちゃうの？」

トントン君達はなんとか当たらずに済んだが、煙が充満する

sho「いくか」

相手チームが動揺している。

その隙を狙い、シャオロン君は微かに見えるトントン君にボールを勢いよく投げた

『ナイス！』

sho「高得点いただき！！」

tn「しまっ…」

トントン君に当たる

誰もがそう思った。しかし

「プギー！！！」

『え』

ﾊﾞﾁｯ！！

トントン君の前に一人の…いや一匹の豚が飛び出た

そしてボールは勢いよくその豚に当たる

tn「トォォォォオン！！」

そう、トントン君の使い魔。トンだ