【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ19)

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17話ページ19

『なにこれ……』

朝、学校で最初に目にしたもの。

それは…

[マリサちゃん大好きです付き合ってくださいfromマタロー]

「なんじゃこりゃあぁあｯ！！？」

門に大きく書かれた誰かへの告白メッセージだった

勿論、回りにいた私以外の人も驚きの表情を見せる

…これは皆怒るよ。バビルスの名を汚すなって

「誰だよ一体」

ほら～

「こんな…こんな…！！」

私知らな

「やっべーーことする悪魔はァ！！」

「最高にクールじゃねェかッ！！」

『…はへ？』

想像とは違うリアクションに私は唖然とする

「……へへっ掴みは上々やな！」

後ろからする声にハッとする

『まさか、これの犯人は…！！』

sho「せや、この学園一の悪魔！シャオロン様の愛の告白大作戦！！」

『なんてことしてるの！？』

sho「そう喜ぶなって。夜通し作業した甲斐があったぜ…！！」

どうやらシャオロン君はマタロー君という相談者の為に告白を手伝ったらしい。

…こんな形でよかったのかと思ったが、どうやら本人は問題ない様子

私もせっかくだし一緒に答えを聞くことに

告白なんて目の前で見るの初めてだな～

ﾏﾀ「…あ！！来ました！！あの子ですっ！！」

マタロー君は可愛らしい女の子を指差す

sho「あれか！よっしゃ！！

さぁ…！校舎を見ろ…！見たら絶対どんな女も…」

イチコロに＿＿＿…

その場にいた全員が凍ったかのように固まった

女の子の隣を歩く一人の悪魔

その悪魔と女の子は仲良さげに手を繋いでいた

あ…あれは

ﾏﾀ「…」

sho「あー…

彼氏、おったんやな…」

…

..

.

sho「水くんでくるっ」

飛べないおかげで門の掃除ができない私はただただシャオロン君達を見ていた

…申し訳ないけど、汚れたくないから都合が良い

『シャオロン君ごめんね。うちの家皆飛べなくて…』

sho「いや、ええんや！気持ちだけでも俺は嬉しい」

……イケメン？

せめて水を一緒にくみに行こうと、一歩足を踏み出した、その時

「随分派手にやってくれたものだな。ラクガキの主犯はお前か」

入学式の日、不良を蹴散らしていた女の人がシャオロン君の前に立った

シャオロン君はビクビクと焦った表情を見せる

この状況は明らかに怒られるだろう

それに＿＿

＿＿＿憧れの生徒会に入れなくなってしまう

女の人はシャオロン君の頭に手を差し出し………

そして…