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私には設定など必要ないただの男装女子だ。
ヒロインみたいな理由ではなく、只夜兎として
戦いたかったから。みんな女は子供を産むために要ると言うが、私は違う。戦うために男の振りをした。そんなことはよくある事だが、第7師団は
女人禁制である。しかし、
誰も気づいていない。


第7師団のエースが女であることに。


「A〜これ片付けてくれや」

仲間のひとりが間延びした声で私を呼ぶ声

『ん、今行く』

夜兎はどうもパソコン作業は苦手のようで
慣れている私に仕事を押し付ける。

内容はどうも地球への出航報告書。
まさかご飯食べるためにとは口が裂けても言えない。まだ死にたくはないのだ。

そんなこともいざ知らず口笛を吹く男、神威
あいついつか死なないかな

『神威団長、どうぞ』

「んー?阿伏兎にでも渡しといて」

『阿伏兎さんは疲れているんですよ
少しくらい休ませてあげても、?』

「えー、Aって
名前だけじゃなくて性格も女っぽい
よね。まあ強いからいいけど」

『悪かったですね』

少しイラついたが我慢だ。
私だって神威団長の第2の被害者、
私が知っている限りでは。

『というか神威団長、何サラッと
流してんですか話の途中です』

「あちゃー、バレちった」

何食わぬ顔で言う。イケメンだからって
通用するわけじゃねぇぞゴラ

『これ、阿伏兎さんが団長に渡すように
言ってたんですよねぇ
だから本人に返すのはちょっと』

後ろで阿伏兎がそれいけ!とかなんとか
言ってる。どうなっても知らねえぞ

「ええー、じゃあAやってよ」

『あっ、阿伏兎パイセンオネシャス』

パソコン作業がいくら得意だとはいえ
さすがに好きではないな。率先してやりたい
キャラじゃないですよ。

いや、どのヒロインもこの立ち位置は嬉しい
限りなんだろう。このあとを除いては

『じゃ、失礼しまーす』

「まちやがれ、このスットコドッコイ!」

『待てと言われて待つ奴がいるのか!?
少なくとも私は待たない』

「暇なら俺と遊ばない?」

やばいと思った時私の体は壁に刺さっていた。
いつの間にかさっきの部屋の隣の隣の食堂に
いるのだ。鉄の壁をいとも簡単に破壊し、
目の前の埃が無くなると私は気づく。

『私の机の上、あんなに書類あったっけ』

その後残業したのは言うまでもないのだ。



「おーい、大丈夫か」

『てめえのせいで今日で四徹だわ
目の前レインボーロード走ってる』

「重症だな」

あー、マジで神威三途の川渡らないかな

2→



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アイリス(プロフ) - 続き待ってます! (2021年8月20日 21時) (レス) id: 45e9dfc0f9 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 真由さん» うぁぁ、ありがとうございます!他の表現で書こうとして諦めてそのままだった覚えがあります。気づいて報告して下さるなんてとても心優しい方ですね、違和感感じさせてしまいすみません! (2019年4月26日 21時) (レス) id: ffd4c8541f (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すいません。8話め 頭抱えて笑うじゃなくて腹を抱えて笑うじゃないでしょうか? (2019年4月26日 20時) (レス) id: 4fa1d4dcbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さや | 作成日時:2018年11月26日 0時

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