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次の朝

『で、何で地球向かってんすか』

「いや鳳仙の旦那がまた女を欲しがっている
らしくてな」

『またですか
私の仕事増えるんすよそれ』

「まあ、お前女だからな」

『それ今言うな』

私が女だということは採用の時審査員の阿伏兎
しか知らない。そして、私の仕事が増える理由
と言うと私は第7師団という戦闘にしか脳のない 集団の中、女に近い顔立ちで強い、そして常識
があるという間者に相応しい夜兎である。
顔は一応中位をキープしているだけあって、
神威のような上位より目立たず目立ち過ぎず。
そして、私は女装?元の姿?で吉原の女に接近し最近流行りの可愛い女というものを
知り得る。それの情報を第7師団に伝えると、
適当な女を連れ、見事鳳仙に持ちつ持たれつな関係を築き上げられる。
つまり、利用されているのだ。

『また、女装ですか
めんどくさい』

「いいじゃねぇか久しぶりな休み
お前さん以外そうそう取れねぇぜ」

『お前もだわ
私の見張りという名目で女の子と
イチャイチャしやがって一遍タヒね』

「あー、なんも聞こえねぇな」

「お二人さん、コソコソ何話してるの?
俺に内緒で楽しいことするの?」

『聞いて下さい団長、こいつしつこく俺を
女じゃないかって聞いてくるんですよー、
今日もまた私のことを
物理的に調査するって、、、』

「何言ってんだ!?A!?
俺はそんなこと一言も!」

「何、阿伏兎
部下にパワハラは駄目だよ、ねぇA。
お前は俺んだろ?」

『団長、さり気なく腰を撫でるな
冗談キツイんですよ、女顔』

「人のこと言えないだろ
Aの方が女顔だろ」

ちょっとキレ気味の団長は私の頭を掴み
持ち上げる

『え?あなたのご自慢のアレ潰せば女に
なりますよね
顔相応の』

「それはお前もだろ
でもAは顔がそこそこだから
俺思わず殺しちゃうよ」

船が揺れる
地球に着いたのか横のドアが開く

神威は飛び降りそして笑顔で言う。

「地球のご飯食べてくるから、二人とも
そこで待っててね」

やけに強調されたそこ。
多分1歩でも出たら殺される。
しかし、仕事をサボりたくはないので
1時間後船から降り立つ。




賑やかな歌舞伎町。
美味しそうなご飯の匂い。
ちょうどお昼時のようで店から食事の匂いが
漂う。

団長はこのことは知らないと思うので
カツラは付けていない。その為全くの地毛、
だから口を滑らせてしまえば、私の命は
ない。

さあ、地獄の幕開けだ。

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アイリス(プロフ) - 続き待ってます! (2021年8月20日 21時) (レス) id: 45e9dfc0f9 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 真由さん» うぁぁ、ありがとうございます!他の表現で書こうとして諦めてそのままだった覚えがあります。気づいて報告して下さるなんてとても心優しい方ですね、違和感感じさせてしまいすみません! (2019年4月26日 21時) (レス) id: ffd4c8541f (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すいません。8話め 頭抱えて笑うじゃなくて腹を抱えて笑うじゃないでしょうか? (2019年4月26日 20時) (レス) id: 4fa1d4dcbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さや | 作成日時:2018年11月26日 0時

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