今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:20,107 hit
小｜中｜大
51 ページ1
〜♩〜
放心状態でいるとみくちゃんから電話が来た
みくちゃんは確実にこの件を知ってた
写真を撮ったのは彼女で間違いないと思う
私が尾行に気づかないなんて普通はありえない
相当腕のいい記者に付けられてたみたい
うちの会社でそんなことができるのは、みくちゃんくらい
きっと彼女だってなにか事情があるはず
そう思って電話に出る
「もしもし」
「もしもしA？
記事のことで連絡したんだけど」
「よく撮れてると思う
お疲れ様」
「…黙っててごめん」
みくちゃん、泣いてる
「私どうしてもアマニー賞の推薦がほしくて」
アマニー賞、みくちゃんが憧れる報道写真界のアカデミー賞みたいなもの
「裏切ってごめん」
ああ
彼女も所詮会社の駒だ
私と同じ駒
私に彼女を責める権利なんてどこにもない
「…許す」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
聖音美紅(プロフ) - 主人公と相川さんのバチバチが見たいですね！付き合ってから結婚までの番外編？的なものを作って欲しいです。お願いしますm(*_ _)m。 (2019年3月21日 8時) (
レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しらす | 作成日時：2019年1月26日 1時
