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ki side
応援できてくれたドクターにその場を任せて、
俺は船内を飛び出した。
ボートから岸へと降り立ち、
すぐに走り出す。
ドクターカーの扉を開けた。
2｢…ミツっ、！｣
ki｢健永っ、
辛いな…もう大丈夫だからな｣
青ざめた健永の顔を両手で包み込み、そう声かけた。
ki｢高嗣、直腸温用意して｣
高嗣に耳元でそう告げた。
この方法でないと、正しい体温が測定できないんだ。
ki｢健永〜体温測らせてね〜
ちょっと頑張ろうな｣
そう優しく声を掛けつつ、健永の身体を横にさせる。
2｢みつ、持ってきた｣
ki｢さんきゅ、
じゃ、高嗣固定よろしくな｣
高嗣から体温計を受け取って健永の背中側に回った。
その間も健永はカタカタと震え続けている。
ki｢健永〜口からふぅーって息吐けるかな？｣
健永の背中を摩り、声をかける。
力が抜けないと上手く挿入できないし、
なるべく負担は減らしてあげたいから。
2｢…健永、ふぅーっだよ、
…ん？これ、一回外そうか、｣
高嗣が健永の酸素マスクを外した。
2｢健永、一緒にやろっか
ふぅー…｣
s｢……ふぅ…｣
2｢そう、上手、
よし、もう1回、せーのっ、｣
高嗣が上手く誘導してくれてる。
そっと毛布の隙間から体温計を滑り込ませた。
力が抜けた瞬間に、5cmほど挿入した。
s｢…んんっ、！やぁーっ、！｣
抜けてしまわないよう腰をぐっと抑えた。
2｢健永〜動いたら危ないからね〜｣
高嗣も声掛けつつ、固定してくれてる。
s｢…っ、…やぁっ、…とってぇっ、｣
すぐに抜いてはあげられないんだ。
挿入してから3分ほど待たないと、正確な体温が測れない。
ki｢健永〜ちょっと我慢な〜｣
s｢…っ、ｸﾞｽｯ､…いやぁ〜、｣
2｢大丈夫、もうちょっとだよ〜｣
健永に酸素マスクを再び付け、
優しく声掛けている。
高嗣がちゃんと健永の呼吸とか、みてくれてるから安心だ。
後、1分かな、
ごめんな、もうすぐで終わるからな。
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yuzu_(プロフ) - ニカちゃんのお話ありがとうございます！楽しみにしてたので嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2022年2月10日 22時) (
レス) @page50 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - なっつさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年11月4日 23時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 北ニカの喧嘩みたいに最後は受け止めてあげるというかなんというか??だいぶ難しいラインだとは思うのですがぜひよろしくお願いします (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 風邪ひいちゃった時とかはだいぶ治ってきた時に、辛かっただろうけどちゃんと怒ってやらなきゃみたいな感じで心を鬼にしてというかなんというかみたいな感じです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - リクエストです!今アップ途中の話みたいに伝達し損ねたりとか抱え込んだりとかでガヤさんが北山さん横尾さんに怒られて、終わったあと2人に甘えるみたいな要素を、どの話でもいいので盛り込んでほしいです!他のメンバーのバージョンでも見たいです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：animal_12 | 作成日時：2021年9月20日 18時
