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ページ15

2 side


おかしいって思ってたんだよね〜


もしかして、ずっと前から体調悪かったんじゃないかってね。














y『…太輔、新しく病室どっか空けて、
ミツ、点滴と解熱剤用意して。
もうすぐそっち着くから』


kif「御意っ!!」




ふふ、御意って、笑

バタバタと2人は動き出した。










y「高嗣!」


声が聞こえた方へ振り向くと、シルエットが遠くに見えた。


俺は駆け寄った。




y「高嗣、代わってくれる?」

2「もちろん!」




渉に代わって、健永を抱っこする。


うわ、めっちゃ熱いよ、健永。




y「とりあえず、そこ、」


2「うん」



そのまま近くにあった長椅子に腰掛けた。



渉が健永の頭を抑えて、体温計を入れた。



s「…っ、やぁー!!」



2「健永、大丈夫だよ〜」


俺は健永の事を強く抱き締めた。


 


 



ピピピ…



渉が体温計の数値を確認すると、顔を曇らせた。


2「何度?」


y「40度」


2「まじ?」




y「高嗣、そのまま抱いててね、」


2「うん、」


渉が聴診器を取り出していたから、
俺は健永が振り向かないようぎゅっと抱き締めた。



渉は健永の背中側から聴診器を差し込んだ。




s「…ん〜っ、やっ、!…」


2「おっと、健永〜動かないよ〜」


もしもしが嫌だったのか、俺の腕の中で暴れ出した。




f「わた〜準備できたよ!」

y「太輔も手伝って、」


そう、健永が暴れだしちゃって、ずり落ちそうなんだよね。


f「おけ、
高嗣代わるよ」


太輔が健永を抱き上げた。
泣きじゃくる健永を抱き、バタバタと動く足も両足で挟んで固定した。
さすが慣れてる。

f「高嗣〜手握ってあげて」


俺が健永の手を取ると、
太輔はバッと服を捲りあげた。








y「健永〜ちょっともしもしね〜」




s「…ふぇっ、…っ、…グスッ、…」





観念したのか、静かにポロポロと涙を零した。

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yuzu_(プロフ) - ニカちゃんのお話ありがとうございます!楽しみにしてたので嬉しいです!これからも更新頑張ってください! (2022年2月10日 22時) (レス) @page50 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - なっつさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年11月4日 23時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 北ニカの喧嘩みたいに最後は受け止めてあげるというかなんというか??だいぶ難しいラインだとは思うのですがぜひよろしくお願いします (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - 風邪ひいちゃった時とかはだいぶ治ってきた時に、辛かっただろうけどちゃんと怒ってやらなきゃみたいな感じで心を鬼にしてというかなんというかみたいな感じです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)
なっつ - リクエストです!今アップ途中の話みたいに伝達し損ねたりとか抱え込んだりとかでガヤさんが北山さん横尾さんに怒られて、終わったあと2人に甘えるみたいな要素を、どの話でもいいので盛り込んでほしいです!他のメンバーのバージョンでも見たいです! (2021年11月4日 7時) (レス) id: f4d3e2374c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年9月20日 18時

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