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ページ9

2 side



救急車の中で、
俺は健永の手をぎゅっと握った。


s「……ハァ…ハァ…」



点滴のおかげか、少し落ち着いてきたけど、
まだかなり苦しそう。








2「健永、苦しい?」


健永は小さく頷いた。












y「お熱測ろうか、」
渉が健永の耳に体温計を入れた。



s「…んぅ、…っ、グスッ、」

2「健永〜大丈夫だよ〜」

動かないように優しく抑えて声を掛ける。










ピピピ…


y「高いねぇ…」


その時、病院に着いた。








t「…あれ?健永?」



y「裕太!」



渉が裕太にコソコソと何か耳打ちして、

裕太が聴診器を持って近づいてきた。



t「健永〜もしもしさせてね〜」



渉がサッと抑えて、
裕太が聴診器を滑り込ませた。


s「…っ、やぁ〜っ、、…ハァハァ…グスッ、…」


健永はまた泣き出し、
酸素のアラームがピ、ピ、と鳴り出した。





いっぱいもしもしされたら、不安になっちゃうよね。


2「だいじょーぶ、だいじょーぶ、」

健永に優しく声をかけ、頭を撫でた。







t「…ん、お薬入れようか」

y「おけ、」
渉が準備しに行った。



t「健永、いまここいっぱい苦しいよね?
心臓さんが疲れちゃったみたいなの、
お薬入れたら楽になるからね。」


裕太が健永の目線になって、教えてあげてる。

s「…っ、…ん、」



y「持ってきたよ〜」

t「ありがと、

これ混ぜれないお薬だから、
こっちの腕から入れるね、」


もう片方の腕にも点滴かぁ。

s「…ふぇっ、…やぁっ、、」

渉がもうサッと腕を固定していた。



t「すぐ終わっちゃうよ〜」


2「健永〜頑張っちゃおー」

健永のもう片方の手をぎゅっと握った。




t「いーち、にぃー、さん!

はーい終わったよ〜」



2「健永〜終わったって、よかったね〜」



s「…っ、?………うぅ〜、…グスッ、…」


一瞬すぎてわからなかったのかな?笑
でも、良かった!



2「おぉ〜よしよし。」

健永が俺に抱きついてきた。
ぎゅっと抱き締め返した。



y「こっちに解熱剤入れとくね」

裕太と渉は、病室を後にした。































次の日。




2「健永〜そろそろ起きな?」

健永の部屋を尋ねる。



s「ん〜、…じゃぁ、おんぶ!」


2「はいはい。」


s「やったぁ〜」




健永は俺の背中に飛びついてきた。

もう元気いっぱいみたいです。

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設定タグ:キスマイ , 兄弟 , 病系   
作品ジャンル:タレント
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名無し0810号(プロフ) - 新しいお話待ってました!続きも楽しみにしてます! (2021年7月4日 7時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - みやたかさん» 了解です! (2021年5月29日 3時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
みやたか(プロフ) - animal_12さん» 内容付け足しで渉くんが宥めようとしてもダメで俊哉くんが落ち着かせる話でお願いします。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - はーたんさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年5月28日 7時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん - 玉森きゅんが健康診断受けるお話が読みたいです!!! (2021年5月27日 19時) (レス) id: d144248863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年3月12日 2時

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