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t side

部屋に入った。



t「持ってきたよ、」


ki「ありがとな、」



太輔は、宏光に身体を預けて、
苦しそうに呼吸していた。


t「太輔〜酸素のやつ付けるね〜」


鼻から酸素送るやつね。


ki「太輔〜もう大丈夫だからな〜」

辛うじて自発呼吸できてるけど、
俺らの声掛けに反応はない。




指につけるやつで、測る。


t「80だ、低いね」


80はねかなり苦しいと思う。

ki「酸素上げた?」
t「ん、今最大にしてる。」
ki「おけ、」




ki「…太輔〜俺の声聞こえたら、手握って。」



ki「…っ、太輔、…良かった、
もう大丈夫だからな。」

さっきまで虚ろだった目には、ちゃんと宏光が映っていた。
ミツが太輔の頭を優しく撫でた。









ki「苦しいのちょっとマシになった?」

太輔は小さく頷いた。




うん、数値も上がってきてる。









ki「よし、横になるか、」


f「…んぅッ、、」


ki「楽なうちに、寝ちゃった方がいいぞ」


f「………ん、」


ki「ゆっくりな、」





宏光が太輔の身体を支えて、
ゆっくりと横にさせた。

















f「…みつっ、」


ki「どした?吐きそう?」


太輔はフルフルと首を横に振った。


ki「まだ吐き気ある?」


すると、太輔はコクッと頷いた。
吐き気があるって、しんどいよね、、


f「…っ、…ねれないっ、…っ、」

ki「よしよし、泣かなくて大丈夫だよ〜」



宏光は太輔のことを優しく抱き寄せた。



ki「…裕太、なんかいい方法ないかな、」



ん〜吐き気止めは使えないからなぁ…






あ、


t「…睡眠薬とか、どうかな、」


ki「そうだな、それがいいかもな、」


t「用意してくるね、」


ki「ん、よろしく」

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設定タグ:キスマイ , 兄弟 , 病系   
作品ジャンル:タレント
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名無し0810号(プロフ) - 新しいお話待ってました!続きも楽しみにしてます! (2021年7月4日 7時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - みやたかさん» 了解です! (2021年5月29日 3時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
みやたか(プロフ) - animal_12さん» 内容付け足しで渉くんが宥めようとしてもダメで俊哉くんが落ち着かせる話でお願いします。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - はーたんさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年5月28日 7時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん - 玉森きゅんが健康診断受けるお話が読みたいです!!! (2021年5月27日 19時) (レス) id: d144248863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年3月12日 2時

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