SevenWishes 7

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t side



t｢ミツ、寝ていいよ。代わるよ。｣



ki｢…ん？俺は平気だよ。｣



t｢…ミツ、明日仕事どうするの？｣
明日っていうかもう今日だけど。





ki｢あ〜それなら大丈夫。渉に伝えて、俺もオフにして貰ってる。｣

ガチでずっと付きっきりで看病するつもりなんだ。



t｢…そ。

みつってさぁ、素直じゃないよね。
普段からそうやって太輔の傍いてあげればいいのに。｣


ki｢や、違うって。借り…があるからさ…｣

t｢借り？｣

ki｢前俺が体調崩した時、アイツずっと俺の看病してくれてたらしいじゃん。
だから、今回は面倒見てやりたいんだよ。｣



ほんと素直じゃないよね。この人達。
この前、太輔も同じこと言ってたよ。笑

ki｢おい、何笑ってんだよ。｣
t｢…え？うそぉ、俺笑ってた？

あ、おれ、検査しなきゃじゃん。結果見てくるね〜｣

ki｢ちょ、逃げんなよ。｣
立ち上がろうとした時、ミツに腕を掴まれた。
t｢きゃー、こわーい笑｣













…っ、…みつっ、…

太輔の僅かな声を聞き取って、
俺が気づいた時にはもうミツは太輔の傍にいた。

ki｢どした？…吐きそう？｣

太輔がｺｸｺｸと頷く。


俺は袋を持っていった。


ki｢裕太、さんきゅ。
太輔、出していいぞ｣

ミツが太輔の身体を起こして支えてあげている。






f……ｳｯ､…ｹﾎｯｹﾞﾎｯ､……








ただ吐き出したら、また止まらなくて、

















ki｢…おっと、｣
やっと吐き気治まったようだ。
太輔はぐったりとして宏光に持たれかかった。

ki｢疲れただろ、横になるか、｣

f｢…んんッ、…｣



ki｢…ん？どした？まだ吐きそう？｣



f｢……ん、｣




ki｢そかぁ、大丈夫だからな、ゆっくりで。｣


ミツが太輔の背中を摩っている。









ちょっと経って、

ki｢太輔どう？まだ気持ち悪い？｣

f｢………ん、｣

まだ吐き気はあるのかぁ、、


t｢太輔、ちょっとお水飲んでみたら？｣
f｢…いい、｣
お水近づけてみたけど、押し返された。






t｢一口だけでいいから、どう？｣


f｢……んぅ、……っ、…ｸﾞｽｯ､…｣




あぁ、ごめん、
泣かせちゃった。





ki｢裕太、検査結果見てきてくれる？
こっちは大丈夫だから。｣



ごめんなさい。

俺はそっと部屋を出た。

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