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ki side
嫌なもんは早く終わらせてやりたい。
ki「太輔〜横になろっか。」
f「…んぅ〜、みつっ、」
俺が離れると思ったのか、
瞳を揺らして服の裾を掴んできた。
ki「俺ここいるよ。
ほら、手繋いでやるから。」
優しく横に寝かしてやって、
両手をぎゅっと握った。
裕太が、サッとズボンと下着を下ろした。
f「……っ、!やぁ〜っ、…」
t「ごめんね〜もうちょっとだよ〜」
裕太は逃げないよう太輔の腰を抑えて、
綿棒を挿入していった。
t「終わったよ〜」
裕太がサッと戻してあげていた。
t「点滴もしちゃおうか。」
ki「うん、よろしく」
t「腕見せてね〜」
太輔の左腕を触って血管を探し始めた。
f「……んんッ、、…いやっ、……」
もう抵抗する気力はないのだろう。
瞳から大粒の涙がボロボロと零れ落ちる。
ki「大丈夫だよ〜こっち見てような。」
太輔の右手を握って、頭を撫でた。
裕太が血管を見つけたのだろう。
脱脂綿を当てると反応した。
f「…っ、…グスッ、…」
t「3で終わるよ〜
いち、にぃー、さん!はい、終わり。」
ki「頑張ったな。」
涙を拭ってやった。
太輔はすぐに眠り始めた。
それほど疲れたんだろうな。
このまま症状も治まってくれるといいな。
毛布を掛け直して、頭を優しく撫でた。
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名無し0810号(プロフ) - 新しいお話待ってました!続きも楽しみにしてます! (2021年7月4日 7時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - みやたかさん» 了解です! (2021年5月29日 3時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
みやたか(プロフ) - animal_12さん» 内容付け足しで渉くんが宥めようとしてもダメで俊哉くんが落ち着かせる話でお願いします。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - はーたんさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年5月28日 7時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん - 玉森きゅんが健康診断受けるお話が読みたいです!!! (2021年5月27日 19時) (レス) id: d144248863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年3月12日 2時