SevenWishes 7

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m side




目を覚ますと、


すぐに視界に入ってきたのは渉の顔。




y｢……っ、｣




俺にきゅっと抱きついて、渉は涙を零した。





俺どのくらい眠っていたんだろう。


たくさん心配かけちゃったみたい。














｢としやぁ！｣



健永と高嗣もきゅっと抱きついてきた。






健永の頭と高嗣の腕に巻かれた包帯。


俺が眠ってる間になんかあったのかな？



















y｢俊哉、ちょっと診察させてね、｣



裾から聴診器が入ってきた。







y｢どっか辛いとこない？｣


m｢うんっ｣







渉が俺の頭を優しく撫でてくれた。





m｢…ねぇ、
ほかのみんなは、？｣



会いたくなっちゃって、気づくとそう尋ねていた。




y｢ふふ、そろそろ来るんじゃないかな？｣
















ｶﾞﾗｶﾞﾗ

｢俊哉っ、｣



渉の言ったとおり、
太輔とミツと裕太が来てくれた。



f｢俊哉がずっと寝てるから、
色々あって大変だったんだよ。｣

太輔が俺の方へ来てそう言った。

m｢…色々って？｣

y｢俊くんがなかなか起きないから、
みんな心配してたの。｣





入ってすぐに、何故かミツと裕太は、
健永と高嗣に謝っていた。


t｢ごめんなさい｣ki｢ごめん、｣


s｢ちょ、もう頭あげてよ〜｣
2｢俺ら怒ってないから。｣



なんか解決したみたい。











裕太と宏光も俺の方へやって来た。




｢俊哉、｣｢俊くんっ、｣






m｢…みつ、ゆうたっ、｣



俺にきゅっと抱きついてきたと思うと、


ふたりはわんわん泣き出した。





t｢……ごめんなさぁーいっ、｣


ki｢……っ、ごめん、……｣





m｢…えっ、ちょ、｣



謝らなきゃいけないのは俺のほうだよ。











気づいてくれてたのに、頼らなくてごめんね。




いっぱい心配かけてごめんね。


















わんわん泣く2人をぎゅっと抱きしめ返した。












いつの間にか、


部屋には宏光と裕太と俺だけになっていた。

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