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ページ37

y side



これは、…夢の中。

俊哉が出てきてくれたんたんだ。



「…俊哉っ、

ねぇ、みんなのとこ、行こうよ。」






俺が手を差し伸べると、


俊哉が強く握り返してくれた。










…ん?


握り返してくれた?










微睡みの中から覚める。














目を覚ますと、
俺は俊哉の手を握ったまま、眠っていた。



俺にブランケットが掛けられていた。









俊哉の手をまた強く握った。







その時、

俊哉の手がきゅっと握り返してくれた。












y「俊哉っ、!俊哉!!
聞こえる?」









ゆっくりと俊哉は目を開けた。












y「……っ、としやぁっ、…」








俺は俊哉に抱きついた。



















t side




夢の中で、俊くんに会えたんだ。




「裕太、ごめんね。

俺のこと心配してくれてたのに、

酷いこと言っちゃって、ほんとに、ごめんね。」






俊くんが俺に謝っていた。



「俊くんっ、俺の方こそっ、









俺もちゃんと謝りたかったのにっ、



そこで目が覚めた。















俺が謝らなきゃいけないの、俊くんだけじゃない。


健永にも、高嗣にも、ミツにも。


ミツは俺の隣のベッドで眠っていた。








ちゃんとごめんなさいしたら、俊くんも
目覚ましてくれるかな。









そっとベッドから降りて、ミツのとこへ。



頭をそっと撫でると、
ミツは目を覚ました。



t「…あ、ごめん、起こしちゃって。」


ki「……んーん、平気。
裕太は?苦しくない?
…ごめんな。」


あぁ、先に謝られちゃった。


t「…ミツっ、…俺も、ごめんなさいっ、!」

頭を下げた。


ki「ふふ、頭上げろって。怒ってないから。」

頭を上げると、ミツと視線があった。
すると、にーってしてきた。
t「ふふっ」







ガラガラ
f「…良かった。2人とも元気そうで。」


t「太輔っ、俺、高嗣と健永にもちゃんと謝りたい。」
ki「…俺も。」


f「…あぁ、ちょっと待ってね。」






太輔が誰かに連絡を取り始めた。


f「……あのさ、…えっ、!?ほんとにっ、!」










ki「どした?」
























f「俊哉が、


…目を覚ましたってっ、」



太輔は目に涙を溜めてそう言った。

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設定タグ:キスマイ , 兄弟 , 病系   
作品ジャンル:タレント
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名無し0810号(プロフ) - 新しいお話待ってました!続きも楽しみにしてます! (2021年7月4日 7時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - みやたかさん» 了解です! (2021年5月29日 3時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
みやたか(プロフ) - animal_12さん» 内容付け足しで渉くんが宥めようとしてもダメで俊哉くんが落ち着かせる話でお願いします。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - はーたんさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年5月28日 7時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん - 玉森きゅんが健康診断受けるお話が読みたいです!!! (2021年5月27日 19時) (レス) id: d144248863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年3月12日 2時

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