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ページ34

f side



f「俊哉、なかなか起きないね」



すやすやと眠る俊哉の頭を優しく撫でた。



y「…ん、そうだね。」
渉が点滴を替えていた。
















……ドンッ、…バンッ、




f「何の音、?」

y「…隣じゃない?」





俺達は、顔を見合わせると、
部屋を飛び出して、隣の病室へ向かった。






向かった先には、信じられない光景があった。









2 side





裕太と宏光がいる病室を覗くと、



2人が物の投げあいをしていて、
その真ん中で健永が耳を塞いで蹲っていた。












咄嗟にグラスの割れた破片を投げようとしていた
宏光の腕を掴んで、止めた。



2「…こんなもん人に向けて投げちゃダメだろ。」




ki「……あ?

そっちが先に投げてきたんだけど、」



この会話してる間も、
裕太がティッシュ箱とか投げつけてくる。



2「どっちが先とかじゃなくて、
ダメなものはダメ!

ほら、危ないから離して、」



宏光の手から、取り上げようとすると、





ki「……うるさいっ、!!」






…いった、……




俺の手首からポタポタと血が流れ落ちた。







ki「…なんで、俺がいけないんだよっ、!

あいつがさきなのにっ、

いみわかんねーんだよっ、!!」




ダメだ、今刺激しちゃ。
でも、どうすればっ、…





t「アハハっ、みつ怒られてんの〜っ、」


s「…裕太も、投げるの、やめてっ、」




t「…は?あいつが先に喧嘩売ってきたんじゃん。
俺悪くない。」




パンッ




俺の足元に、白い花びらが散った。




s「…裕太っ、ダメ!!
高嗣っ、!!」















健永の叫び声が聞こえて、

振り向いた。








裕太が花瓶を振りかぶっていた。









俺の事を庇った健永が、
頭を抑えたまま崩れ落ちた。









2「…健永っ、……」



床に散らばった白い花びらが赤く染まってく。







2「おい、何やってんだよ、」




さすがにまずいと思ったのか、
裕太は顔面蒼白になっていた。
でも、許せなくて。



裕太の胸倉を掴んでいた。





t「……ハァハァ、…ごめんなさい、ごめんなさい、」















ガラガラ

「高嗣!」「健永!」



太輔と渉が入ってきた。

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設定タグ:キスマイ , 兄弟 , 病系   
作品ジャンル:タレント
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名無し0810号(プロフ) - 新しいお話待ってました!続きも楽しみにしてます! (2021年7月4日 7時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - みやたかさん» 了解です! (2021年5月29日 3時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
みやたか(プロフ) - animal_12さん» 内容付け足しで渉くんが宥めようとしてもダメで俊哉くんが落ち着かせる話でお願いします。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - はーたんさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年5月28日 7時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん - 玉森きゅんが健康診断受けるお話が読みたいです!!! (2021年5月27日 19時) (レス) id: d144248863 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年3月12日 2時

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