SevenWishes 7

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m side

裕太がサッとルートを取って、モニターも付けて、

診察し始めてる。


t｢…太輔〜CTいける？｣


f｢準備するわ、｣









俺、迷惑かけてばっかりだ、、




t｢何突っ立ってんの？なんかできる事しろよ、｣




そうだよね、、えっとぉ、できる事、できる事…


…ダメだ、全然頭が働かないっ、







｢俊哉！｣


誰かに呼ばれ、パッと振り向く。




ki｢輸血パックと、
その他減ってる薬剤持ってきて、補充してくれる？｣












補充した方がいいのって、

…なんだろう、？






ki｢…俊哉？できない？｣







ダメだ、…俺、本当に役立たずだ、、






…ﾊｧｯ､…ﾊｧｯ､…




あれ、、上手く息が吸えない、





ki｢…俊哉？｣




すると、
宏光が俺の腕を引っ張って、
仮眠室に連れて行かれた。














ki｢大丈夫だから。

深呼吸して。｣




m｢……ﾊｧｯ､…ﾊｧｯ､…

ごめっ、…なさっ、……｣



ki｢喋んなって、
ちゃんと息はいて、
ゆっくりな｣






俺が落ち着くまで、
背中を摩ってくれた。

















m｢……も、大丈夫、

迷惑かけてごめん、｣





ki｢謝んなくていいから。ここで休んでな。｣



m｢…や、ちゃんとするからっ、｣



ki｢いいから、休んでろ。｣




ミツの圧に負けて、強制的に寝かされる。


そうだよね、、俺、役立たずだもん、




ki｢泣くなって。体調悪かったんだろ？｣




違う、…違うんだよ、、












ki｢…ん？ど〜した？
泣いたら苦しくなっちゃうよ、｣



ダメだよ、これ以上迷惑かけちゃっ、


分かってるのに、涙が止まらない。




…ｻﾞｻﾞ､
無線が入る。
2『ミツ、後二人いける？』
ki『状況は？』
2『妊婦さんが意識低下、
もう一人が脳出血』
ki『あー、最悪同時オペか、キツイな
他のとこは？』
2『近いとこは全部断られてる…』


s『ミツ、俺はいけるよー
こっち戻ってよ』
ki『あー、…』


m｢……みつ、いって、｣
俺に気遣いはいいから。その人達救って。

ki『高嗣、搬送して』
2『はーい』







ki｢ごめんな、俊哉。
絶対、誰かに来させるから。
ここで待ってろ。｣


m｢…んん、だいじょぶっ、｣


ki｢はぁ…大丈夫じゃねぇだろ
いい？なんかあったら呼んで？｣





俺達がみんな持ってるなかまっち(無線機)を
俺に握らせた。

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