SevenWishes 7

・ ページ11

m side



ki｢もう行けるぞ、｣





ミツに相談したら、
あ〜じゃぁ先輩のとこは？って連絡してくれて、
診てくれることになった。




m｢ほら、裕太行くよ〜｣


t｢…んんっ、いやぁぁぁ〜っ、｣


朝起きてから、歯医者行こうね〜って言ったら、
ヤダって泣き出しちゃって、

もう無理やりだけど抱きあげて、連行する。









ki｢ﾊﾊ､もうそんな泣いて、
カッコイイ顔が台無しだぞ？

…頑張ったら、裕太が欲しがってたそ○ジローの
ぬいぐるみ買ってやるよ。｣



ミツは運転席から手を伸ばして、
裕太の頭をぽんぽんってした。





t｢……ん。く○ジローと、ぽ○リンもね。｣



ki｢おぅ。全種類買ってやるよ。｣







ちゃっかり全部ゲットしようとお強請りするのも、
裕太の可愛いところ。

















ki｢着いたぞ。
俺、先輩に挨拶してくるわ。｣



ミツは車を停め、降りた。





m｢…よし、俺たちも行こうか、｣


t｢……んん、やっぱ、むりぃ、…｣




また目にいっぱい涙を溜めて、そう訴えてくる。




m｢大丈夫だよ〜ずっと傍にいるからね、｣


t｢……ん、｣








頑張ろうね、



裕太の手を取って、
歩き出した。

・→←t main

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す