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あれから、数日。
でも、
すぐには辞めれなくて、
気づいたら、
点滴針を引っこ抜いちゃってる。
f「…あら、抜けちゃった?」
2「んーん、自分で抜いた。」
f「そかぁ。辛かったね。」
太輔は、優しく手当してくれた。
2「…ねぇ、怒んないの?」
f「ん〜?
高嗣はいっぱい頑張ってるでしょ?
今日は、ご飯一口食べれたもんね。」
太輔は、俺の頭を撫でてくれた。
t「じゃ〜ん♪
俺と渉で作った特製スープだよん。」
y「栄養満点だよん。」
スプーンで掬って口に運んだ。
2「……おいしい」
t「ぉぉお、やったぁ〜!」
y「ふふ、やったね。」
裕太と渉がハイタッチしてた。
健永が来てくれた時は、
特に何か話す訳でもなく、
ずっとスケッチブックに向かってた。
もしかして、あの日の事、まだ怒ってる?
s「ねぇ、
一寸法師ってどうやったら大きくなると思う?」
2「…えっ?」
突然変な問いを出されて、ポカンとする。
すると、健永はスケッチブックを見せてきた。
s「人間の口に入ってってね、、」
パサッと捲ると、
s「お尻から出てくるの。」
大きくなった一寸法師が、顔だけ出ていた。
2「……ふはっ、なにそれ」
s「わーい!!
高嗣のスマイルゲット〜♪」
健永は俺にぎゅっと抱きついてきた。
1週間程経って、
退院することになった。
ki「よく頑張ったな。」
m「おめでとう。
またいつでも頼っていいからね?」
宏光の頬の治りかけた傷に目がいった。
2「ごめんなさい。」
皆にもいっぱい迷惑かけたから。
ki「それじゃないのが聞きたいなぁ。」
m「うん、そうだねぇ。」
なんだろう?難しいな。
m「あ から始まるね〜」ki「5文字だね〜」
あ、
2「…っ、ありがとう」
俺がそう言うと、
ふたりにぎゅっと抱き締められた。
ki「せいかーい。」
m「よく出来ました。」
そう。
俺が戻れたのは、
みんなのおかげ。
みんながいるから、
また頑張れる。
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名無し0810号(プロフ) - 新しいお話待ってました!続きも楽しみにしてます! (2021年7月4日 7時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - みやたかさん» 了解です! (2021年5月29日 3時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
みやたか(プロフ) - animal_12さん» 内容付け足しで渉くんが宥めようとしてもダメで俊哉くんが落ち着かせる話でお願いします。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
animal_12(プロフ) - はーたんさん» リクエストありがとうございます^^* (2021年5月28日 7時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
はーたん - 玉森きゅんが健康診断受けるお話が読みたいです!!! (2021年5月27日 19時) (レス) id: d144248863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:animal_12 | 作成日時:2021年3月12日 2時