社会人編2『星空に咲く。』�� ページ49
蓮side
蓮「何回目か分かんないけど、改めて言うね？
...俺と、結婚してください。」
大「は、い。」
(ひまわりで顔を隠す大介)
蓮「顔見せて？」
大「見せられない、」
蓮「なんでよ、」
大「ひどい顔してるから、」
蓮「こら、見せな、」
大「やだやだ、」
(数百本のひまわりで、上半身ごと隠す大介)
蓮「こら、可愛い顔見せなさい！」
大「やだあ！泣いてるの見ないで！」
蓮「次は誓いのキスだよ？」
大「顔ぐちゃぐちゃだもん、今はだめー、」
パーン
蓮「ああ！」
大「花火の音だぁ...」
蓮「あっちも、連れてくつもりだったんだ！
ここ、11月にも花火大会あるの、」
大「そうなの！！言ってよ！！」
(ひまわり持って立ち上がる大介)
大「行こ！！ギリギリ見えないよ、こっからじゃ、..ぐすっ、」
(大介の涙をふく蓮)
大「..はなびぃ、早く行こう？屋台出てるかな？」
蓮「大介好きなやつは、出てるよ！」
大「りんご飴！」
蓮「2人で１個ね？
大介、ちょっとしか食べられないから、」
大「うん！お前と一緒に、あーんして食べる♡」
蓮「あはは笑」
大介、感動して泣いた割には、
もう花火と屋台のことで頭いっぱいじゃんか、笑
大「行こう？」
(蓮→大介 ひまわりごと引き寄せる)
大「ひぁ、うぉっ、」
パーン
大「あ！ちょっと見えたあ！」
ちゅっ、
大「ぁっ、」
蓮「ほっぺ、甘い。
あと、ちょっとしょっぱい、笑」
大「言ったじゃん、今はだめって、」
蓮「いいじゃん、させてくれたって。
結婚式中だよ？」
大「そうだ、結婚式中だ//」
蓮「ふふ、」
大「あ！俺まだ言ってない！」
蓮「大介の言葉なら、何でも。」
大「これからも一緒に、美味しいもの食べて、」
蓮「そうきたか、笑」
大「お前がつらい時、大変な時、いつもそばにいて励まして、
お前を笑顔にする、」
蓮「うん、」
大「...ねぇ、やっぱり、事前に言っといてよー、
ちゃんと考えてきたじゃん！」
蓮「驚かせたかったの、」
大「言ってくれたら、お前が泣いちゃうようなセリフ、考えてきたのにー！」
蓮「わざとらしくなくていいの。
俺がそのままの大介を好きなの、知ってるでしょ？
素直に言って？」
大「ありすぎて、何から話せばいいんだろ、」
蓮「俺のこと好きって、言って？」
大「明日リベンジさせて！」
蓮「明日？！」
大「時間ほしいもん、大事な言葉、」
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作者名：Aries | 作成日時：2021年8月21日 20時
