とあるタイの夜 *後編*10 ページ43
桃「待って、すぐそこにラウいるから、」
黒「まじで、何でラウ入っきてんの?」
桃「例のスペアキーだよ?」
黒「くっそ!」
桃「元はと言えば、お前が先にスペアキーを.......まぁ、いっかぁ。」
黒「佐久間くん、俺ら恋人だよね?付き合ってくれるんだよね?
それならさ、ラウに追い越されてんのは、きつくて、」
桃「うん.....でも、ラウがいる間はだめ、」
黒「分かった...楽しみにしてたのになあ。.....やっと、独り占めできると思ってた。」
桃「寝よっか?明日もあるし。」
黒「うん、」
桃「........」
黒「........」
(ベッドの上で、見つめ合う2人)
ぎゅっ (佐久間がめめに抱きつく)
桃「めめぇ.......やっぱり....ちゅーして?それから、抱きしめて寝て?
その方が、ぐっすり眠れそう〜。」
黒「.....佐久間くん....俺の方がだめかも。こんな可愛い佐久間くんにキスしたら、
たぶん、俺.....止まらないと思う、」
桃「何が止まんないの?」
黒「うそでしょ。男なら分かるでしょ?」
桃「分かんない!だって俺、恋愛は赤ちゃんなの!」
黒「そうだったわ。......じゃあ、今ちょっとだけ教えたげようか?」
桃「まだラウ、お風呂入ってないみだいだけど、平気?大丈夫なやつ?」
(ラウ、お風呂準備中、同じ部屋の奥にいます。)
黒「バレないようにするから。」
桃「こら!何してんの!」
黒「すみませんでした。」
桃「あ、でも、ずっと赤ちゃんは嫌だなぁ。
俺だって、めめより年上だし、プライドあるもん。」
黒「可愛い...」
桃「だから、めめぇ...」
黒「うん?」
桃「日本に帰ってから....いっぱい教えて?」
黒「お、おう。」
桃「いっぱいして?」
end
*ラウsideおまけあり*
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作者名:Aries | 作成日時:2020年5月23日 23時