めめさく短編2 (ページ12)

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タイムリープ3 ページ12

シュッ

あ......ここは....

そうか、逆か。俺から言えば成功するかと思ったけど、今回は、俺が過去。
俺は、3年前にきていた。

こうなったら、2日間だけだし、3年前を楽しむか。
めめはまだ加入前だけど、グループはもうできてるし、
あべちゃんとか、みんなにも会えるから、
そんなに寂しくないはず。

好きで2年。大好きで3年。過去に行く場合は、期間も、ちょっと違うのかな？

俺、勢いで大好きって、「大」つけちゃったから。
ちょっと遠くまできちゃったなぁ....。はは......。

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目黒side

何年後か分からない。初めての未来だった。

番組の収録前の楽屋。そろそろ集合時間、ということだった。

佐久間くんだけ、まだか。

ふふっ。あの人、youtubeの撮影の時、1回だけ遅刻したの知ってるけど、
今日遅刻かなぁ、笑。

みんなに責められるの可哀そうだなって。
他のメンバーよりも、俺が先に会えるように、廊下で佐久間くんを待つことにした。

焦った様子で来るのかな、ふふっ。想像すると、ちょっと可愛いな。

髪色、何色なんだろう。

背伸びてるかな。......まぁ無理だろうな、笑。

ってか、今日は半年後なのかな、それとも、もっと先？
衣装だから、季節感なくて、ちょっとわかんないな。

......だけど、何分待っても、佐久間くんは来なかった。

スタッフ「全員、いらっしゃいますね！本番です、お願いします！」

7人「はーい！お願いします！」

「待って、佐久間くんは？」

白「さくまくんって？ジュニアの？」

紫「今日は、収録俺らだけだよ？」

黄「どしたの？目黒、今日ちょっと変だよ。」

赤「疲れたまってんじゃない？」

青「終わったら、すぐ帰って寝な。」

「いや、まじでみんな、何言ってんの？8人しかいないじゃん。」

橙「俺らは最初から、8人やで？」

緑「めめ、まじで過労かもな、しっかり休んだ方がいいかも。」

「いやいや、何のドッキリだよ。」

7人「めめ、いくよ！」

アナウンサー
「それでは、8人組のアイドルグループ、Snow Manさんの登場です！」

「8人組......。」

スムーズに進む、新番組の進行。

まじで何これ、壮大なドッキリとか？

今日一日の仕事の後、急いで事務所の本社に向かった。

そんなわけ、ない。ありえないでしょ。

あの方なら、何か知ってるかもしれない。